仕事はひとりでするのではない

いいショットを打とうとして、めいっぱい、のボールを
打って、実際、失敗が多い
これはスポーツやっていて、やりがちな行動といっていいかなと
思います
テニスのレッスンで、コーチはいいます。自分の6割くらいの
力でいいから、ミスはしない。少なくともネットにかける
というのはない。ミスしないというプレッシャーの
もとで、普通の球を打ってください


このアドバイスは、仕事にも通じるものがあります
スケジュールいっぱいいっぱい、とにかく
やる、できるかわからないけど、能力をだしきるように
がんばる。
これって一見、とてもがんばってるね、かもしれないです
ですが、ミスもでる。報告も遅れる。ということは
まわりからみたときに、「信頼できる仕事してる」
とはなっていない。ですが、本人は、いっぱいいっぱいですと
やる


仕事はひとりきりでするのではないですね
チームで成果をだすということが、大事です
だから、報告がほしい、だから、誰かが困っていたら
しっかりサポートする体制があるということ
そして、チームでは一定の成果をだしつづけること


真逆のことも、あるタイミングでは大事ということも
ありますね。自分の限界がどうなのか、試す意味でも
集中して、一定のところまで、走ってみる
そして、自分のある限界というのがわかって
通常の自分の仕事のしかたというのが、見える


なかなか、自分のことを、客観的に見るってこと
簡単じゃありません
そうなると、親身になって、あなたはこうしていますね
まわりからはこう見えてますよと、言ってくれるような
ほんとに、自分の味方になってくれる人って、すごく貴重で
そういう人に「見ていて」もらうというのが、すごく安心だと
言えるのだと、気づきます


核家族化、少子化、そして都市化という、例えばこの50年で
進んだ、傾向というのは、間違いなく、人と人が「濃くつきあう」
ということを減らしてると思います
そういうとき、どうやって、人とつながるのか?
自分なりの方法をもって、やっていかないと、人とつながる
ということが、減り続けます


人間は「楽なほうへ行く」ということは、やっぱりあります
楽な選択をする、逆らえないものがありますね
ただ、すべて楽なほうへいけば、いずれやっぱり自分が困ったりは
でるのではないでしょうか


だから、味方になってくれる人をふやす、努力ということ
そして、つながり続けるなにかをすることはしたいなと思います


「伝わるのか」ということの、見通しが難しいですね
ついつい、私は社員の人だったり、少しはつながりがあると
思える人に、たとえば、本人に耳が痛いことも伝えたいという
衝動がありますが、はたして、伝わるのか?伝わらないというリスクを
思う時、そのPlanBがないとすれば、やっぱりためらうし
次の機会にしようとなることは多いです


核家族化、少子化、都市化は、孤独になります
だから、そのことに気づいたら、自分で工夫、自分でなにか
殻をやぶる、ってほしいところです