研修のマネジメント

人が集まって、チームとしての力をだす
ということ。これができるかどうかということに
ついて、大きな関心があり、かつ、このチームを
作っていくということに、取り組むことがとっても
大事だと、認識しています


前提に、ひとりひとりが、チーム作っていくための
いろんなこと。基本の基本は、「見る」「聞く」「書く」
ということになると思います
ここらが、ずいぶん下手になってるぞ、ということが
ありそうです


見る:観察する。相手がどんな状態なのか、人を
見るということ。仕事をどんなふうにしてるか、見る


聞く:無条件に相手の話すことに関心をもって
かつ、全身で聞く


書く:伝えること。いまはメール、チャットとコミュニケーションの
ツールはふえています。このブログもそうですが、デジタルの
文字で伝えるというのは、結構難しい場合も多いですね


研修で、使う手法に「ワーク・ショップ」ということが
あります。このワークショップも多岐にわたります
そんななかで、結構共通といっていいかな、というところが
ワーク:考える、であり、調べるとか、アウトプットするまえに
する、いくつかのこと、
ショップ:専門店の店員と客になって、欲しいものを探す
このやり方です


例えば、研修の目的を、数名、4人くらいがいいでしょう
このメンバーのチームビルディングだとしましょう
ワーク:チームビルディングするための、やり方を考える
ショップ:話し合い、であり、お互いなにかしらのアウトプットを
だして、やりとりしながらさらに考えを深める。そしてそんななかで
気づきがあって、気づきからまた相手の体験を聞けたりする
さらには、その体験を聞くという、追体験を自分もする


ある、理想のあれこれを考えると、今書いた「追体験」といった
ことを、日常にもどって、なにかしらのときに、「活かす」
のですね
ある相似形といっていい、なにかにであったときに、研修で
追体験したことを参考に考えることができたら、とっても
素晴らしいです


ここ一か月ほどのことです
まだ経験が浅い、2年目の社員の人と話していて、まわりの
アシストなしで、仕事するときに、ミスがでてしまう
という話になりました
だいぶ、前の研修ですが、ちょうど、参加したメンバーが
今話してる人と経験的に近いときに、出た話を思い出しました
たとえば、ベテランと見える人もミスはするんだと
気が付いたというのですね
ミスはするのですが、リカバリがいい、すぐ気づくし
状況をすぐまわりに伝える、リカバリにすぐ動く
こういうことができれば、ミスしないときより、自分だったり
まわりも、目の前の仕事への理解だとか、留意点が見えたりして
いいこともあるのだと。


姿勢が素晴らしいメンバーが集まって、なにかしら、仕事の
やり方ということもいいでしょう、報連相のこつみたいなことも
いいでしょう、そうしたことを、研修したりすると
素晴らしい気づきがでてきます。そして、姿勢が素晴らしいと
言いましたが、そのなかに、その姿勢としてはそこまでではない
と見える人がいたとしても、その流れで、いい姿勢を持った人の
感覚に近い、行動をすることになるでしょう


なにかしらの「知恵」といったことが伝わるって、素晴らしいと
思っています。そういう瞬間、空間を共有するということが
研修のいいところだと言ってもいいかもしれません