棚田

今日の日経新聞の一面のコラム「ニッポンの農力」
棚田が、観光資源として注目されるという話が
載っている
知ってる人は多いと思うが、棚田というのは、その景観が
癒されるとかいうこと、それから無農薬ですすめるときに
ほかの田の影響がはいりにくいとかあって貴重だって
話らしい
一方、すぐ思うのは、トラクターとかの機械が使いにくいので
とても手間のかかる田んぼだということだろう


自分の口にいれるものだから
安全でおいしいものにしたい
おいしいものっていうのは贅沢ということでなく
安全にもつながる
農薬を使い、保存に薬をつかった食べ物は、まずいのだが
危険なのだ
そう思うと、輸入の食材のなんて怖いことかと思うことが
ままある
アメリカの牛肉の扱いのことは、何度報道でみても
疑問というか、疑念といっていい怖さがある
中国の野菜は、都市部に住む中国人が決して手をつけない
という話もおそらく、真実なのではないか


郊外や地方にいったときに
その場で売ってる野菜に出会うことがある
そうした野菜は、ほとんど例外なくうまいのだ
そのうまさは、文句なしでうまい
あーこれが、本当の野菜の味かと思ったりする
こうした経験からも、店頭に並ぶ野菜たちは
なんらか、「薬」などを使ってるのだなと
思うことが多い


最近、自然食品を扱ってる店の人と話をした
高校の同級生なのだが、なんとその店は私が前から
鎌倉でたまに寄る店と同じオーナーだった
みるからに、元気な野菜があった
ちょうど、地方でみかける元気な野菜があった
確かに一般のスーパーなどに比べても
高いことは確かだ
でも食べたいなと思う


棚田で作る米はどうしても高いものになるだろう
それを奨励するのは、いますぐはちょっと考えがないと
いっていいか
でも棚田を復活させようといういろいろは
少し、元気がでてくるような気がしている
そうした試みが、忘れていた大切なものを
思い出すきっかけになると感じ始めている