聞くこと 見ること

チームになって仕事するのなら
聞くこと、見ること、うまくなることが
大事と考えます


聞くということ、何度もくりかえしいいますが
相手のいいたいことを、ひきだせる
このことは、信頼、ということを、作っていく
基本中の基本でしょう


そうなのですが、いかに人の話を聞けない人が
多いことか。
ひとつには、自分と向き合っていない、というパターンです
自分と向き合っていないゆえ、相手とも向き合えない
そして、ふたつめとして、想像できるのは
ついつい、先入観をもって、相手と相対してる
ということですね
河合隼雄先生は、自己一致しながら、相手の話を
聞きなさい、と書いています
これが、難しいですよね


例えば、目の前にいる人が、仕事がうまくいっていないと
話すとします。話す間、たとえば、その相手、Aくんとして
Aくん、の志向は、データベースの関連について
もっと、自分の技術を磨きたいとしておきましょうか
ところが、そのプロジェクトにおいては、そうしたことを
学ぶ機会がなさそうだ、などと、ミスマッチがでます
こうした、技術観点のずれ、といったことを、本人が
話しているのに、つい、聞いてる側は営業観点で
仮に、Aくんがこのプロジェクトから離れてしまうと
取引先との関係が心配だ、などと、別のことを思ってしまう
つまりは、Aくんの思いに添って、考えるのではない
一致していない状態で、いること、になります


人は立場でものを考えます
そうなると、自己一致しながら、相手に相対するって
相当なトレーニングがいるとも言えそう、言い換えれば
普通、仕事でつまり立場を背負ってやってると
なかなか、できない、こととも言えるのでしょうね


ですが、聞くという行為そのものの、純粋というか
大事なことのなかで、相手の気持ちに添うということを
慮って、やるとすると、そうした、仕事でいえばこうだといった
ことは、とっぱらわないと、できないと、なります


人間と人間の、ぶつかりあい、といった、いろんなことを
とっぱらってやるという方向は、「心」に関することを
思うとき、はずせない、大事なところでしょう
ところが、とっぱらってしまうと、はたして、何をいったら
いいかわからない、そもそも、なんで自分はここにいるんだろう
ってなことに、なりがちなものです


聞くこと、このことだけ、思ってみても
まだ深い世界がありますよね
人間と人間に、なる。またその聞いてる人間は
どれだけ、相手のことを、聞けるうつわがあるのかって
ことも気になります


そうして、信頼が見えてきた、としたら
見る、のですね
仲間に見てもらっていて、活躍するっていうことが
とても、大事です
仲間に見て、そういう応援というか力をもらって
そのことを、自分の力に変えられる、もらえるって
ことが、チームとしてはとても、大事と思います