ハイジは、おじいさんに訴える、ひつじの赤ちゃんを
このまま、ここで育てたい・・・
クララのお父さんのゼーゼマン氏は、ハイジが冷たい水を
汲むために、はるばる、お医者さんのおうちの近くまで
行ってきたのをみて、目を細める・・・
ハイジのもってる、天真爛漫さであり、人間としてのやさしさに
まわりの大人が、やさしくなっていく
クララのおばあさまは、「洞察力」をもった人として
登場、ハイジに「文字」を教え、子供のもつ、生きようという
力を育むため、寄り添って、いくということをする
クララも、ハイジもおばあさまが大好きになる・・・
実は、BSでの「アルプスの少女ハイジ」をみていて
なんて奥が深く、大人が見るに値するレベルの、いい番組だろうと
思うのです
クララと、ハイジの心の交流は、大好きな小説、「マーニーの思い出」の
アンナとマーニーの、関係を思い出させます
そして、「会えない」なか、友情をはぐくむ、二人をみて
昔だったら、そして遠く離れて住んでいたら、会えないのですね
この会えない不便さのなかで、お互いを大切に思い続ける
こういうことが、人間はできるんだ、と改めて思いました
いまは、「人と会わないこと」がいろんなことの前提として
「やらなくてはならないこと」に入ります
営業の経験が長い、私は、じゃあ、大幅にできることは
少なくなるんだな、と単純に思っていたのですが
ここは、知恵のしぼりどころだ、と、いま、感じています
まして、当社はITの会社です
こういうときにこそ、当社を含め、IT業界がリードして
仕事のしかた、また、今後のビジネスの在り方を考えていく
そういうことが、期待されるのだ、と、想像します
さて、どうしよう、なにから、考えよう。