雑談、そしてワークショップ

ビジネスの打ち合わせで、雑談ができるか?
この1点を、よく重視します
雑談のなかから、相手の人柄がかいまみれて
信頼しようという気持ちが高まる、これは普通に
あることです


人により、雑談が苦手、という人が結構います
いいえ、その私からみて、雑談が苦手な人って、単純に
「私」という存在が苦手の場合もありそうです(笑)


ときどき、話がはずむ人もいます
そういう人とは、定期的に、会いたいと思います
話がはずむ、という場合、どうも2種類あるのかなと
思うのです


ひとつめ;相手の話題と自分の話題が、行き来できる
つまり接点が多いということ


ふたつめ:傾聴がうまい、聞きだすのがうまい
という人の場合があります


私の仕事のことでいえば、なんといっても、人材、社員が
とても大事な要素といっていいです。人財と言いましょう
人財が生み出す、価値がそのまま、商品ですね
だから、人財の育成に心をこめて、やるということがあります
そして、人財育成について、意見を交わして、相手がそのことを
真剣に取り組んでるなとなると、とても興味もわくし
情報がほしいとなります


私がよくやる、人財育成の場、は、ワークショップです
大学生で、はじめてワークショップなる言葉を聞いたとき
セットで聞いたのが、「(心が)ひらいている」
ということです。心にカッコをつけたのは、心だけでなく
身体、気持ち、とかくっつくと思うからなのですが、
一番最初にわかりやすいのは、心かもしれません


ワークショップの、みそは、「やりとり」だと思うのです
ある考えを持ったら、それを参加者とやりとりする。そのなかで
ブラッシュアップさせるということだと思うのです
そのとき、心が(身体、気持ち、それからいろんなことが)
ひらいているって、大事です


ひらいているから、やりとりしやすい。ひらいているところで
深められる。


しばらく前の新聞のコラムで、ワークショップは
ワークとショップと考えようとでてきました
これも、ワークショップをやるうえでいいヒントだと
思いました
ワーク、すなわち、考えたり、一定の作業(伝えるなにか
ツールを作る、調べるとか)をする
そして、ショップ、専門店の人になったつもりで
お客(参加者)とやりとりして、いいものを提供する
ようになにかやる。


雑談の話から、ワークショップにふってしまいましたが
「根」はいっしょだと思うのです。つまりは、お互いが
ひらいている、状態で、会う、やりとりするって
なにかが、生まれる、そう思うのです