鍋、LOVE

朝夕、めっきり気温がさがってきました
こうなってきて、楽しいのが、鍋をつつく
ということです


鍋の魅力はたくさんあります
そのひとつは、融通無碍ということです
つまり、具は、なんでもありだし、途中からたしても
いいし、まあ、ふところが深いというか、そういう
ことがあります


もう10年ほどまえだったか、ちょっとした知り合いに
花見に誘われました。その花見の会、ゆるくつながった
仲間が、ゆるくやっていて、行ってみると
お、きたねとかおっしゃって、鍋を囲んでいるのです
そして、仲間がふえたとなると、具を追加してる


なんとそのときは、おでんだったのですが
すぐ、食べられるように、もう煮てある、スーパーの
袋詰めのおでんを、追加用にもっていて
それをいれていました


それは、極端としても、普通の具でも
だいじょうぶ。


例えば、常夜鍋。これは、当社オフィスのすぐ近くの
居酒屋で覚えたのですが、ようは「豚しゃぶ鍋」でございます
常夜、とついてるのは、毎日食べてもいいということ


鍋の魅力のその2をあげるなら
肉と野菜を、あたたかく、同時に食べられること
でしょう
たとえば、山だったり、それから、アスリートも
そういうことを、話してるのを、聞いたことがあります
いかに、体をあたためて、栄養豊富なものを、食べるか
そして、時間もかけられない。そういうときに
鍋って、すごい、味方なんですね


鍋に代表される、温かい食べ物って、冬の楽しみ
じゃないですか
冬の厳しい季節、鍋のようなあたたかい、食べ物があるから
がまんできる、ってこともあるように、思います


鍋、鍋の汁そのものに、味がある場合と、いわゆる水炊きで
もちろん、具からいい味はしみだしてくるにせよ、基本
煮るのは、水でということと、両方ありますね
両方好きなんです


そして、水炊きのときに、ポン酢の類を、使いますが
我が家では、手作りした、ポン酢です


カツオのだし、かえし、それから、柑橘系、いまおいてあるのは
青みかんです。そのほか、すだち、だいだい果汁をいれます
こうして、柑橘系の酢の味を使うと、すっきり、いくらでも
鍋が食べられてしまう、そういう味です


そして、しめは、麺類でいくか
おじやでいくか
それも、また、楽しみ。
うれしい、季節になってきました