お酒を飲むのは、雰囲気大事

NHKオンデマンドという、サービスがあって
番組を検索していたら
“あてなよる”なる番組がでてきました


「あて」とは、酒の肴のことですね
大原千鶴という、料理研究家と、若林英司というソムリエが
それぞれ、肴、つまりあてと、酒を用意してゲストと
飲むという、番組です


でてくる食べ物、そしてお酒も、やっぱりその道のプロが
選ぶもの、おいしそうです
ただ、この番組の、良さは、どうもその料理、酒も
あるでしょうが、大原であり、若林のかもしだす
ゆるさ、といったことがあるようですね


お酒をいただく、というのは、もちろん好きだから
でしょうが、できれば、おしゃべりしながら、自分の
好きな雰囲気にひたっている。そんな時間だからいいという
ことがいえるのでは、ないでしょうか?


「酒」の番組ということでは、だいぶ有名になりました
吉田類の、酒場放浪記というのがありますね
これは、居酒屋、いわゆるベッドタウンの駅も含め
駅からそう遠くはない、庶民に愛される、酒の店を
たずねて歩く、番組ですね


これも、でてくる酒の種類だとか、つまみの面白さ
なんてものも、ちょっとはありますが、多くは
その店をきりもりする人とのやりとりであり、
その店を楽しむ常連さんの笑顔が、ベースになり
いい酔い心地になってる、そうした雰囲気そのものが
番組の、軸になってるのが、感じられます


残念ながら、感染症のあれこれのこと、ずっとずっと、「お酒を飲みに行く」
ということが、できなくなって、ずいぶんたちました


昨日、本来であれば、年に何度かは、盃をかわす、親しい人と
会いましたが、今度、お酒の店にいけるのは、いつになること
わからないよね、といいながら、別れました


お酒をいっしょに飲む、というのは「特別な」ことであり
「特別な」時間だと、言えますね
だから、親しい人、の、ひとつの境界がお酒も飲む関係なのか
とも言えます


そうしたことが、言えることが、続くような
世の中であってほしいと思いますね


大事な人と、大事な時間
ちょっと、久しぶりにいくような、雰囲気のいいところで
お酒を酌み交わし、日ごろの疲れを忘れ
また、今後の楽しいことを、やろうなんて
いいたいことを、言ってみる


そんな時間を、ぜひ、今年中にはやっぱりとりもどすと
思いながら、今日は筆をおきます