やりとりから気づく

話し合い、うまくなろう、と、社内に
言い続けて、もう5年以上たちます


先日の話。当社で一番のベテラン60代半ばの
人と、若手、20代半ばの人が話したのですね
そして、ベテランのつぶやきです


彼は学生のとき、もっとまえも、「大人と話してない」
のを、感じます


はい、そうしたことが、彼が仕事がうまくいかない
指示をだす人が、どうしたら、うまく彼のやる気を
ひきだすか、わからない、そうした悩みの、根本
といっていいのではないでしょうか


技術者は、でききた、事案に対して、自分のノウハウを
もって、その事案のオーナーである、お客様に、メリットが
あるようなもの、つまり付加価値を作っていくということが
求められます
もちろん、いきなりすべてではない。
リーダーと呼ばれる、そのチームをリードする人が
仕事をわりふってくれるでしょう


はたして、チームとは、というときに、割り振られた仕事だけ
やれればいい、とはならないのですね


バスケットボールで、パスを受けて、ドリブルする
そのバスを受ける、ドリブルする、そのこと自体の能力も
求められるでしょうけど、チームがどうなってるのか
その次のパスなのか、シュートなのか、アクションは
どうするのが、チームにとっていいのか、理解、把握が
必要です
つまり、チームとしていま、なにがほしいのか共有しながら
進まないと、そのチームはいい方向に進みません


話し合い、うまくなろうと言いました
月に一度の報告会で、自分を振り返り
「気づく」ということが大事です


なにか仕事をしていて、「やりとりから気づく」
ということを、大切にしたいと、思っています
やりとりから気づく、ここには、「双方向」「オープン」
「自発的」という要素があります
これが、やる気をだすには、大事と思っています


これ、反対のことを、思うと、わかりやすいのです
仕事について、「一方方向」「クローズド(つまり
情報をださない)」「押しつけ(強制)」がある
というのは、どうでしょう


もちろん、会社だから、決まってることは守ってくれは
どうしても、ある割合はあいます。だけど、仕事の仕方
工夫の仕方など、可能な限り、気づく方向でやってほしいと
思っています


話し合いが、いきいきと、できて、話し合いのあと、自分が
なにをやるのかが、はっきりし、また自分のポジションにおいての
やり方の工夫、自分の高め方が見えてくる。そういう仕事を
そういうチームにしていくのを、感じながら、やってほしい
そう思います