話し合いがうまくなること

話し合いがうまくなるって大事と
しばらく言っています
話し合うって、深める、広げるこのふたつの、効果が
あるんですね


広がるということ
例えば、アートに興味があって、アートのなかで、日本画について
特に興味がわいて、アート好きな人と、話したとしましょう
そんななかで、画家が別の画家に、影響を受けるなんてことは
ごく普通のことだと思うのですが、そうした例を自分の知識だけ
でなくて、相手の知識と共有できる


深めるということ
ある事象がみえていて、その事象が起こることそこには
どんな理由があって、それが起こることで、どんな影響が
あるのか?
この「話し合いがうまくいかない、若い世代の人」ということが
みえてきて、その奥には、兄弟が少ないという、世の中の傾向が
あり、また、人と接するときに、どんなことが大事かという
ことを、知る機会というのが、とても減ってるという
傾向がある・・・


話し合って、相手の知識を共有し、相手の考えを知り
自分のなにかと、化学変化するような、そういう体験を
どんどん、すること。


ワーク・ショップは、まず「ワーク」がある、と、読みました
ワーク、なにかを考え、紙に書くとか、パソコンで
書くとか、ワークするのですね。それからその持った考えを
今度は「ショップ」です。専門店のスタッフと、お客に
なって、披露しあうのです


ワーク・ショップで大事なことは、「開放性」といっていいと
思います。これ、思い出すと、ワーク・ショップという言葉を
知ったその日に覚えたのです。ワーク・ショップに誘ってくれた
大学の先生の部屋で話してるとき、この開放性というのが
ワーク・ショップのとても大事なことなのだと、聞きました
残念ながら、そのワーク・ショップには参加しなかったのですが。


読書会をやってる仲間と、いっしょにいて、気づいたことが
あります。そのときの、テーマの本が「家族」ということが
かなり、濃く関わることでした。そんななか、仲間が自分の
家族のこと、そして自分と家族の距離感などを、話してくれたのです


うれしい、瞬間でした
おそらくは、ただの日常会話であれば、家族のことを、かなり
ほんとに開放して、しゃべるなんてことは、まずは少ないでしょう
だけど、本という共通のインプットがあって、自分の今の
考えをよく伝えたいという思いが、少しの羞恥心だったり
てれ、みたいなものを超えて、話をしたくなっていたのですね


こうした、気持ち、考えを開放していく、そういう行為が
そのいっしょにいる「場」の空気をいいものに変えて
話し合いが、深く、できていくのですね


オンラインで、難しいことは、こうした「空気感」を感じるのが
やっぱり、やりづらくなるということがありそうです
ちょっとした、表情であり、身体が発するものを感じるということが
ない、もしくはぐっと、少ない。


話し合うこと
相手と、向き合うこと。自分と向き合うこと
これらを、とても大切にしていきたいと、これからも
思います