ほんのちょっとのことも、楽しめらたいいね

焼きたてのパンを買いました
おうちまで、持ってくる間、自分がそのパンの香りを
まとっているように、思えて少しうれしくなりました


ほんのちょっとのことで、うれしさを感じられる
そんなふうな、状態をキープできたら、いいな
と、思います


アイスブレイクって、大事です
この2年ほど、打合せを、オンラインでやるのがとても
増えていますが、そのとき、アイスブレイクを
やると、ぐっと、リラックスして、打合せが
できる、ということがあると、思います


今年、よく使っていたのは、2月に千葉のマザー牧場
みてきた、羊の赤ちゃんの映像。どうも、おそらく哺乳類なら
間違いなく、赤ちゃんの映像は、気持ちをほっくりさせて
くれるものがあると、思っています


ほんのちょっと、ほっこりできる、笑顔がある
そういう、時間がちょこちょこあれば、その日一日いいな
という感じで、過ごせると思います


週末に、柚木沙弥郎の展覧会に行きました。
柚木さんの、100歳を迎える、その生き方、その作品のピュアで
力強いこと、感じました。
柚木さんの言葉。「好きになる、って大事です。人間も
もの、も、同じ。好きになるということができると、その
良さを感じ、その良さを引き出して、自分もうれしくなる」
(ちょっと、かわっちゃってるかも)


「感性」ということに、とても、気持ちがいきます
感性を、「好きになる能力」を解釈したことがあります
一つのスポットはそうです。ただ、「能力」というと、いかにも
固い、イメージがつきます。もっとしなやか、やわらか、そして
みにつけるといった、イメージでしょうか


感性といったときに、思い出すシーンがあります。ある女性の
登山家が、登山道でときどき、みかける、道しるべになってる
赤い、布切れ、これが好きだといったのです。「まだまだ
登れば、いい感じの赤い布に会えますよ」と笑顔です


これ、すごい感性だなと思いました


デザインする、であるとか、絵を描くというのは、自分の表現したい
ものがあって、それを表現したいという、感性がでるから描く
ということがあるのだろうと、推測します


数か月前、松本竣介の展覧会に、行きました
「立てる像」という、有名な作品があります
その作品をみて、一緒に行った、うちの奥さんは、たとえば
シャツの袖口の縫い目だとか、ボタンのひとつの丁寧な描き方に
とても、見入っています


私は、洲之内徹の本から、読み知った、背景が別の絵から
もってきたといった、絵の成り立ちみたんいなものを気にしながら
絵のディテールには、眼がいきません


絵を好きになるということは、どんなアプローチがいくつもあっても
いいのだとも思います。ただ、感性が豊かであれば、だれかの
アプローチもそれはそれで、認めて楽しめる、そういうことなのだろうと
思って、感性を豊かにしたいと思います


生きていれば、いろんなことが起こります
まわりに起こったことに、いちいち、感動していたら、時間が
いくらあっても足りないよねぇ、とも思うのですが
感動できる、しない、とわけるとしたら、できるほうが
やっぱり、人生楽しいですよ