客観視

自分は、一生懸命やってる。
そう思ってる人は多いと思います


そうなのだけど、仕事をしていて、上位者から評価が悪い
そう思ってる人も多いと思います


なぜなのか?
一つの答えは、一生懸命やってることが、関わってる人
からみたときに、大切なところの貢献につながってるのか
ということで、実際そうはなっていないかも、ということが
でてきます


なぜ、そうなのか?
ひとつには、一生懸命やる、視点がfor the teamに
なっていないということがありそうです
つまり、ひとりよがりなのです
じゃあ、どうすれば?というのは、「客観視してる」
ということを、くせにする、習慣化するという
ことですね


ところが、自分が手を動かし、行動し、その渦中にいて
客観視してるって、ということを、継続するというのは
実際、大変というか、うまくいかないことが多いと
思います


仕事をすれば、いろんな視点が、必要です
対顧客ということ、対社内、それも上位者と、同じチーム
では視点がちがうでしょう。自分自身のキャリアのこと
世の中の、趨勢といったこと


対顧客、と、対社内で、ぶつかる利益があります
プロジェクトにおいて、このバランスということが
くりかえし、話題になります
対顧客に重点を置くと思う人、それなりの割合
多いと思いますが、いつも社内より、お客様優先と
やると、社内での信用が得られません
それを続けるとすると、社内においての、自分の
ポジションということが、みえにくくなり、結果として
上位者の判断もあなたから、離れるということが、起こりがちです
そして、それは、長期でみると、プルジェクト、顧客にも
マイナスということに、はねかえってしまいます


「視点」を変えるということは、こんなにもこうだと
思い込んでいたことが、ぐるりとその意味、効果などが
変わっていくということが、起こるのです


客観的な視点をどうしたら、持てるか?
その最初の入り口は、自分と比較できる、状況を比較できる
対象をみつけておくということが、あります


ここで、中小企業、数十人規模だったりすると、なかなか、自分と
たとえば、社内で似てるポジションにいるという人がみつからなかったり
します
ここも、人材育成ということでは、規模と関わる一つの、古くて
新しい課題だろうと思います


じゃあ、どうするの?
となると、やっぱり「内省する習慣」になろうかと思います
一日に一度、15分でもいい、一週間に一度なら一時間とか
内省するのを、習慣にしてほしいです
自分、は、ごまかせないですね
自分のなかにいる、もうひとりの自分と、いい対話をしてみる
ということが、客観的な視点をもつということに、大事だと、思います