最近は人と人をつなぐ役目をする人が少ない

わが社の社員に、私が知ってるかたの紹介で
はいったという人がいる
紹介してくれたのは、とっても人なつこい、女性
ちょっと前まで(何年前かはおいておこう)
たとえば、縁談をもってきたりするのが好きなかたって
世の中には存在していた


それはなんだか、「物好き」とか「おせっかい焼き」と
いわれて、あまりいい印象で話すということが
なかったかもしれない


いま、そんな人の存在って、あまり聞かない
いいえ、正確にいうと、いるのでしょうが
あまり表にでてこない


なぜかという考察をしたいのではない
そういう人懐こい人っていうのが、なんか懐かしい
人間と人間、出会って知り合いになるってものすごく低い
確率でしょう
卵子精子の話からはじめたら、すごいし
いま地球に60億人以上いるというなかで、出会うって
いうのは、すごい確率です
そのこと、だけからも縁ある人っていうのは大事に
すべきなんですよね


テニスで、「この一球は絶対無二の一球なり」という
福田正之助の言葉があるが、人生、人との出会いという
その瞬間も絶対無二の瞬間なのですよ
そのことを、意識して、生きるかどうかというのは
人生まるで、ちがいます


昨日昼休みに、縁談をもってくる「近所のおばちゃん」なんて
もういないよねという話題があって、ふーんそれなら
そうした役目してみたいじゃんなんて単純に
思ったのでした
めんどうなことはしない、ひとつの生き方
せっかくだから、縁というのを結んで、その役割に自分が
関われるなら、お手伝いしたいというのも、ひとつの生き方


たとえ、めんどうかなと思っても
偶然、縁のすばらしさって、感じる可能性のある
生き方って、いいなと思う