荒井良二

荒井良二という人の絵本を手に取ってみた
あさになったのでまどをあけますよ


色彩と構図
目の覚めるような、明るい、色彩
色はこんなに美しいということを、自分は
忘れていたのかと思うような、美しさ


山や木の緑が、イキイキとしてる。本当に
雨上がりの植物たちが喜んでるときのように
いい緑だ。川や海の青も、澄んでいて濃い色だ
生命がはぐくまれてるということが感じられる
水の色


構図はなぜか、とても懐かしい感じ
大好きな安曇野を思うような、山際の美しい
場所
街のなかでも、デパートが高速道路が、交差点が
輝いてる
街路樹があって、畑があって、車はよく走り
人々が楽しそうだ
自分が、いま楽しく生きているから、視界にはいった
人たちも、楽しくやってるという気持ちから
目に入る、人々の活動や姿がとても明るくかかれてる


原宿のクレヨンハウスにて、荒井良二さんの
絵本の原画展を偶然みて、いわば、ひとめぼれした
いい絵本て、まだまだあるんだなーと
うれしくなりました
クレヨンハウスは、何度かいきますが
思うのは、居心地がいい
子供たちが、ゆったりと遊びながら本をみている
地下には、まだ食べたことないけど
有機野菜中心に食べられるレストランがある
働いてる人も、イキイキとしていて
それでいて、無理がない、自然さがある


大好きな灰谷健次郎の「天の瞳」に主人公に近しい人が
子供の本を中心の本屋をやるというシーンが
あるけれど、それを読んで想像するのより
もっと、いいコンセプトがありそうだ


荒井良二の本は、しばし、ずっとながめたり
していたい、いい世界です