大寒

大寒という一年で一番寒い季節の中です
冬は家族であり、家庭のあたたかさが身に染みるときじゃないかと思う
外で仕事をしてきた人、子供であれば、外で遊んでいて、ぽんと家のなかに
はいると、そこにはあったかい部屋、こたつやヒーターがはいっていて、そこで
冷たくなった手足をあたためる。胃袋をみたしてくれる、あたたかい食事がある


あたたかい家庭があれば、少しくらい外でさみしい思いをしたとか
他人とのあつれきとか、上司からきびしいことをいわれたとかがあっても
部屋のあたたかさ、食事のぬくもりが、それをとかしてくれるのではないか


そういう意味で、冬ってきびしいけど、いい季節だ
「あなたが寝てる間に」というサンドラ・ブロック主演の映画ある
ずっと一人暮らしで、家族も遠くに住んでる女性が、ひょんなことから
事故で昏睡状態になった男性の家に行くことになって、その人の恋人の
ふりをしてしまう。そこには、とっても温かな家庭があった。クリスマスパーティを
おばあちゃん、兄弟、もちろん両親がいて、やってる。プレゼント交換もやる
わすれていた、家族の気持ち、家族といっしょにいる心の持ちようをおもいだす


人間って、家族がいるからがんばれるということがあると思う
家族が支えあうということで、自分らしさ、人間らしさを忘れないでいられる。
まさに、カギとなってるところだろう


このブログに、「感じる心」が大事だと何度も書いた
人が生きていくのに、大切なことを感じる心
ひとりの人が成長するきっかけをつかんだ、そんなことを感じる心
ひとりの人が、いまどれだけ真剣なのかを感じる心


描き尽くせないのだけど、感じる心を自分の中で軸としてもっていて
さびつかせない、ということのためには、自分らしさ、人間らしさを
とりもどせる時間があるってことが必要と思ってる。もちろん
人により、そのとりもどしかた、やり方はある。ただ、心がほぐれる
誰もが認める、いい状態は、原則といっていい、それはわかるものと思う


ひとつには、家族と心が通ってることだと思う
生きていくということは、一定以上大変なことにちがいない。
大変なことを、自分の方にひとりで背負って、それでいいんだという
顔をしていたら、本当の意味で大切な人と心通わせることも
ぎこちなくなっていくように思う


ひらいてること
仲間と呼べる人と、ときにその重荷をたしかめ、いっときは相手に
それを渡して、休んだり、別のチャレンジをするなんてことがあってこそ
スムーズな個々の通い合いがあるのだろう


冬はきびしい。でもだから、生きることの大切さを思うことができる
そんな季節だ