食事をおいしくとるということは

何を食べてもおいしいという、生き方がしたい
いいえ、もちろん、げてものを食べようなんて
すすめてるのではありません


野菜も、肉も魚も含めて、いろんな食材を
いろんな料理法で食べて、おいしくいただけるような自分で
いたいと思うのです


食事をおいしく食べて、自分のやってることを
自分でほめて、毎日が楽しいという状態を作ってほしいと
思います。せっかく、生きているのです。いきいきと、その
大事な一日を、輝かせるような生き方をしてほしい


実際、生きていれば、そんなにかっこいいことばかりは
できません。なにかをやって、充実してるって感じられることって
多くないかもしれません。だけど、やっぱりいきいき生きようという
その思いから、姿勢からでてくるものがあると
思っています


今年は一人暮らしでも、自炊をして、食生活を充実させようという
ことを、社員のみんなに伝えています
料理するということは、生きることととても
密接につながってると思うときがあります
食べるということを、大事にできること。そのことは
ほんとうにいろんな意味で、気持ちを前向きにさせると
思う。


このごろ、やっとというか、いまごろ、かもしれないですが
気が付いたことがあります。自分にとって、大事だと感じるのは
やっぱり、なかなか手に入れるのが、大変だなと感じることも
あわせてでないと、うまくできないのかなということ
健康の大事さに、気が付くということは、気を付けて健康でいる
ということ、つまり気を付けないと、健康を失ってしまうかも
という感覚があるということなのかもしれないと


二十代くらいまで、おそらくはちょっとやそっと、無理をしても
健康を失うということは、あまり意識しなかった
自分の体調が悪くなってしまうなんて、意識のなかでは
ありえなかった。だから、お酒を飲みたいだけ飲んで
寝ないで語ったりした。そういうことが必要な時期ということも
あるかもしれない


だんだん、疲れることを、感じて、お酒だって飲み過ぎれば当然
次の日に響くし、睡眠をおろそかにすれば、これまた、身体に
負担がかかる。実は二十代だって、そうしたことはあったのだけど
意識のなかで、クローズアップすることができなかったのかも
しれない


自分の身体、自分を大事にするということを、意識して
やるようになってから、いくつかのことが、見えてきた
一期一会という。時間は有限だと感じるようになった
そう思えることから、その日を大切に生きようという
意識が強くなった。その日を大切に、という意識が
でると、そのとき、いっしょにいる人になにかしら
いいことがあるように、ふるまいたいという気持ちも
生まれる


食事をおいしくとるということは、生きる基本
気を養うということが、少し感じられるようになってきた