じゃあ、どうしよう

社員の、意欲がいまひとつ、盛り上がってないですね


それは、古くて新しい問題、言ってみれば、業界全体の
問題と、見てもいいね


それって、「拡大解釈」が過ぎませんか?
そういう要素があるってことで、それは、「業界の問題だ」なんて
つなげていく、ってのは、本当に、必要なんですか?


前後の会話は、こうなのです
研修で、話し合いをして、その話し合いの具合は
予想していたより、よかったのです
そこで、話し合いが(少し)うまくできた、人、本当に
意欲って、盛り上がってるの?という会話に
なって「盛り上がってる」とかまで、いってない
いいかえれば、自分から、やる、人に言われなくても
やる状態って、まだだ、という話になりました


こうした、会話のなか、業界までもちだした、私は
SESだったりして、プロジェクトチームを組み、いろんな
会社の混成チームで、客先作業をしたりすると
ついつい、陥りやすいワナというのがあるのですよと、
いうことを、言いたいのですね


たとえば、設計、プログラミングやテスト、慣れてくると
一応一定の成果物はだせるようになる
そこで、仕事として、「こんなもんでいいかな」と
留まる人って、とっても多いように思うのです


自分の課題をはっきり、認識して、その課題を計画だってやる
課題、短期的な部分と、長期に取り組む部分と、いつも意識できて
そのために、やることを、毎日やる
これは、技術者として、「あるべき姿」なのですが
なかなか、簡単ではありません


まず、自分の課題、といいますが、言い換えれば、自分の弱点であり
人に見せるのを、ためらうような、「痛いところ」とくっついてる
ということが、あるのではないでしょうか?
だから、自分でもなるだけ、見ないようにしてしまう。
「弱いな」と批判されそうですが、実際、人間そういうところが
あるように、感じます


さらに、その弱点を、直すのに、毎日努力するって
簡単ではないですよ。そういうとき、ときどき
私がアドバイスするのは、ちょっとずつでいいよということ
それから、なにかしら、「楽しむ」ということと、くっつけること


何度も、描きますが、楽しめるというのは
ひとつの、能力だと、思うのです
楽しめたら、きっと、楽しむために必要な
忍耐とか、ちょっと大変なことも、きっとやるのです


いろんな、思いが頭をよぎります
いま、世の中が豊かになり、「忍耐」とか「不便」
といったことが、表面上はみえにくくなっていって
そういうこと、がまんしていく、のが、苦手だから
しない、って、人がふえすぎちゃった
気がしますね


楽しむ、ためには、なにかしら
自分から、やらないと、ある水準にはいかないってことが
気が付けない、そんなふうに、感じます