素朴な料理

野沢温泉、住吉屋という旅館があって
とても、なかなか、いい落ち着ける雰囲気が
あります


「とりまわし鉢」といって、郷土料理が
だされますが、これが、なかなか、素朴ながら
いい感じなのです


いい感じ、郷土料理といったのは、聞くところによると
お祝い事などがあって、人が集まったときに
その土地みんなで、食べる、そういう料理
ということです


いもなます 塩煮芋 きくらげ 花豆 ぜんまい


飾りはない、実質ですという感じです


実際のところ、日本の郷土食というのは
こういうことを、言っていたのか、とこの料理を
食べて、思います
材料も、作るのも、いいものをだせば、ほんとに
おいしい料理になる。やさしい、味になる
ということですね


旅館の食事というと、山のなかでもお刺身だったり
高そうな、牛肉のなにかしらだったり
そういうことが、多いのが、よくあるものです
なにかしら、高級感がだしたいということ
かなとも、思います
ですが、実際、飾らないもので、おいしさを
だすのは、結構大変ですね


この料理に対する考え方、実際、人といっしょに
なにかやるというときにも、通じる考えですね
人と、なにかするときに、まずなにをやるのか
といったことを、丁寧に、意識合わせする
そうしたことが、大事ですが、そのところを
あまり、できずに、先に進めるなんてことも
多いように、思います


人と、いっしょになにかする
プライベートなら、「旅」でしょうか
人と仲良くなるのに、旅をするのはいいと、
聞いたことがあります。どこかにいきつくための
旅でなく、旅そのものを、楽しむ


人と、いっしょになにかする
ビジネスなら、いっしょにプロジェクトを
やりますか?ということで、そのプロジェクトの
目的をしっかり、受け止めるってことが
大事です


料理、と、頭に浮かべてみます
作った人が、おいしくなるように、と、心が
こもった料理は、おいしいものです
素材のよさを、引き出す、そういう気持ちがあったら
とてもいいですね


人との出会い、についても、その人の良さを
感じて、その良さが生きるような、なにかを
できたら、いっしょにしたい、そんなふうに
思うと、生きることが楽しいですね