旅先から友達に、はがきを書くのが好きです
それは、友達のことを、思う時間だからという、第一の
理由のほかに、自分のことを、はがき書くことによって
内省、かつ、自分の気持ちをあげていくという、ことが
第二の理由として、あると思っています
旅の楽しみはいくつかあるとして、そのひとつ。なにかを
見たり、思いもよらないことに出会ったりするということが
あると思います
景色にしても、山をみれば、その雄大さ、川だったり、水辺に
でれば、そのゆったりさ、または激しさといったことに
心が、動きますね
そうした、自分が得た、なにかしらの気持ちを、はがきにしてみる
それは、その見た風景をもう一度味わうということになってるなと
感じるのです
友人がそこにいたら、どんな気持ちを共有できそうか?
ただ、「いいね」でなくて、あいつだったら、どんな気持ちで
自分との差みたいなものを、感じさせてくれるか
あいつなら、もしかして、言葉じゃなくて、その振舞いで
うれしいことを、表現するかななんて、想像するのは、とても
いい時間ですね
山を見るなら、信州がいい、そういう思い込みかもしれないですが
くりかえしてる、旅の楽しみがあります
思い出せば、たかだか、この20年ほどなのですが、山を見るなら
ちょっと離れて、少し平らなところをへだてて、反対側の丘なり
山なりに、登ってみるというのが、すごくいいことに気が付きました
信州で、そういう場所、が、いくつか、お気に入りであります
長峰山。JR篠ノ井線、明科駅から、近い、徒歩で登れば、60分くらい
でしょうか?ここからの、安曇野、北アルプスの景観は、とても
広いです。安曇野、松本平が複合扇状地ということが、
よくわかります。
信州の魅力のひとつが、山の近くに、広く広い、平らな土地が
あるということに、なろうかと思います
ここ最近で、気に入った、アルプスの展望台が、中山高原ですね
権道31号線、長野大町線、「青具」という交差点を、長野から
きたら、左折。そこから、車だったら、15分ほどでしょうか
この中山高原の、景色をみて、はっとしたのは、人工物を
まったくいれない、アングルで、北アルプスを眺められる
ということです
キャンプ場にもなってる、中山高原、またぜひ行きたいし
できれば、泊ってみたいです
はがきの話題にもどります
たとえば、この「人工物が入らない、北アルプス」をみた
自分の感覚、うれしさを、文章で表現してみるのです
表現する過程で、自分がみた、景色を思い浮かべて、その空気感
その自分の気持ちのあれこれを、回想します
もしかしたら、はがきを書くということは、そうした
感覚を磨く、とてもいい、トレーニングなのかもしれませんね