急がば回れ

たとえ、回り道だみえても、手間暇かかることをやるのが
いいことだ。そういうやり方をやってきました


スローフードという、食べ物が、いいものだと、認識が
ひろがってるといいます。ファーストフードの反対ですね
食事を、手早く、安く、ということで、ファーストフード
たとえば、お湯をかければ、食べられるそば、だとか
ドライブインで、車のなかで、注文し、車で受け取るハンバーガ
なんていうのも、そうでしょう


もちろん、今、日本でなくなったら、大変だと思うのが
コンビニ。若い社員と話していて、びっくりするような
割合の人が、コンビニのごはんが、日常ですと、言っていたり。


スローフード。信州の村で教えてもらった、塩煮いも
だったり、きくらげの煮もの、ぜんまい、花豆など
どれも、水でもどしたり、ゆっくりゆでたりして
手間がかかる。だけど、繰り返し食べて、食べ飽きない
そうした、安心な味になっています


回り道をしても、いいと思ったらやる。
そういう姿勢でやってきました


新卒採用。当社の存在意義のひとつが、新卒採用だといっていい
かもしれません。中小企業で、毎年、新入社員を迎える
ということ。このこと、たいへんなことですが、素晴らしい
ことでもあります
先輩が、後輩を教えるということ。たった、これだけかも
しれないですが、一定の品質を伴って、先輩がソフトウェアを
作るということを、後輩に教えるということは、とても
教育的効果が高いです。教えてもらうということも
そうですが、教える、というそのことに、ついて
教育的効果があります


人を指導するということが、すばらしく、教えてるその人本人に
いい効果があると、わかってきました
そして、教えるということ、どこまでやるのか、によるのですが
仮に、相手のやる気を喚起するだとか、責任感をもつ
ということも、踏み込んで、学んでもらうとなれば
「姿勢」ということが、大事になります


姿勢を教える。技術者として、あるべき、取り組み姿勢ということ
こうなると、まさに、自分自身の生きる姿勢にまで、考えが
及ぶということになろうかと思います


教えることで、自分自身の姿勢が問われる
こうしたこと、実はとても、自然であり、生きる糧を得ようという
技術者として、どうするということがあるとすれば、「避けて通れない」
道なのだと、感じます


急がば回れということ
友人のことを、思います
誰か、友情は、成長の遅い植物だと、言った人がいましたね
学生のころからの付き合いだったりすると、50代、60代に
多くの友人がさしかかってきました
子どもが育ち、自分と相対しなくてはならない、とき、といっても
いいかもしれません


人間は忙しい日々を送ってると、「いつかやろう」といって
先延ばしにしていて、それでも、忙しいからと、思っていられることが
あるように、思います。友人とのあれこれは、そうなのでしょう


急がば回れ
いいことに、違いない。忘れたくない、姿勢です