あるべき姿

あるべき姿って、どんなだろう
実はあるべき姿、人それぞれじゃないか
という声も聞こえてきそうです
「人それぞれ」というのは、便利な言い方で
ついつい、あいまいになり、なにがあるべき姿
なのか?ということが、見えなくなると、感じます


私はオーナー会社、のオーナーで社長です
つまり、会社のなかでは、唯一の決定者といっていい
だけど、その決定、社員にいい決定ですか?


ここで、なにがいい決定の「いい」については
やっぱり、あるべき姿がどうなのか、ということに
つきつめていくと、行き当たるということが
あるのでは、ないでしょうか


会社って、ひとつには、もうけるしくみといっていい
自分の会社がもうかるように、なにかやって、自分の
待遇もあがっていくということがあれば、会社は
発展するし、自分も豊かになれる。それが、求めるべき
姿でしょう


営業と技術。営業がいなければ、そもそもの話がはじまらないし
困ったとき、チャンスのとき、どう行動するのかということを
開いていくのも、営業でしょう
ところが、その開いた道、というのを、実際歩くだとか
その道をどう使い、より栄えていくかということには
技術ということが、欠かせないでしょう


営業と技術が、お互い声をかけあい、お互いの理解を
いつも深めていて、互いに尊敬の気持ちがある。そういう
会社って、必ず発展すると思います


そのために、どうしたことが、必要か
まず第一は、人間を理解しよう、理解したいという気持ち
姿勢になると、感じます
人間、という観点にすれば、技術も営業も、人間なのです
ですが、やっぱり人って、役割にひっぱられるもの
自分の今の立場、役割でものを考えるものです


ゆえに、お互いの理解、お互い声をかけあって
尊敬もできる。それは「視点を変えて」考えることが
できるような、そうしたトレーニングをいつもするということが
大事だと、気が付きます


あるべき姿を考える。そして、ときには「生み出す」
まずは、発信することから、とも、言えそうです
日本人は、「自分は」「これが自分の進むこと」とか
他人との違いを強調して、アピールするのが下手といわれます
DNAからしてそうなのかもしれません。同じ言葉同じ民族が
90%超えるなかで、どちらかといえば、まずはいっしょだから
そのなかで、きめ細かくやろうという気持ちが、日本人の
なじみやすいところ。一方、多民族国家だったりすると
まずは、他人と自分は(大きく)ちがうことがスタートとなる


ですが、今は異常な世界
発信して、自分はこうです、自分はこう思っていますを
伝えていくということが、とても大事に、思えてきます