時間をかける

skillよりwill


日本電鍍工業株式会社 伊藤麻実社長がセミナーで
言った言葉。ああーなるほどと思いました


経営者。好きだった父が作った会社。だから業界のこと
なにも知らなくても、なにか魅力があると思って
飛び込んだとのこと
いいなと思いました


このskillよりwill。仕事するというときに、おそらくは
相当な範囲の、職種、立場の人にあてはまるのだと感じます
まずは、やる気なんですね


じゃあ、どうやって、やる気を喚起させるのか?


これ、根性物語みたいに、サッカーをやるなら、どのくらい
時間をかけて、ボールを蹴るのか?野球やるなら、まずは
キャッチボールをとことんやれ・・・みたいなところを
言うと、嫌われますが。ただ、「時間をかける」って
大事なこととも、思います


話が飛びます(このブログ読んでるかたは、それが多いぞって
つっこまれそうですが)


料理の世界で、スローフードということが言われます
ファーストフードに対して、でてきた言葉です
テレワーク多くなって、ちょっとだけ、スローフード
手をだします。時間がかかる料理。たとえば、干物。水に
一晩つけましょうとかね


この時間がかかるから、メンドーだ、やらない、から一歩
ふみだして、やってみると、時間をかけるから、その料理であり
その料理を食べてもらおうという人に対して、思いを巡らせていって
いいことがあると、いうのですね


もしかして、もっと「スピーディな」やっていくといいことも
あるのはあるのでしょう
だけど、スピード勝負しない、時間をかけるということが
やっぱり人間必要ということがありそうなんです


時間をかけて、くりかえし、やるから、いいことがある
時間をかけて、あーでもない、こーでもないと、考え続けるから
一定のところ、「考える」トレーニングもできる


やる気がでない、と、つぶやく人は、まず「時間をかけてない」
ということと、重なる人が相当いるという事実も浮かびます


アートの世界。かなり好きな画家の「モネ」について、知ってる人は
知ってると思うのですが、有名な睡蓮。実際作品としてだけ
みても、何百枚とあるのですね
つまり、同じ花を、時間をかえて、季節をかえて、太陽の光の
当たり方を変えて、何度も描いてるのです


実際のところ、画家、他の例をみても、こうしたことはほんとに
めずらしくない、いいえ、相当数の画家が「時間をかけて」自分の
美について、おっかけてるということがありそうです


どうしても、なにかがしたかったら、時間をかけてみる
というのも、一つの方法とはいえるのではないでしょうか
また、まずはお試しで、ある程度時間をかけてみるというのも
やったほうがいいこと、とも、思っています