打ち合わせに思う

打ち合わせして、お互い考えてみたことを、だしあって
意見交換するというのは、大事とも言えます。また
打ち合わせして、その打合せが意味があるものにするには
打ち合わせを通して、それぞれ、やることが見えてそのやることの
効果といったことに、合意ができる、ということです


やり方について、どうしたものかと、あれこれ考えるという
ことは、大事です。なにか行動する、その目的を一致して
目指してることが大事です


システム開発という仕事について、そのシステムについて
第一の目的は何なのか?顧客の利便性の向上なのか
正確な事務処理なのか、業務を安全に進めるためのツール
なのか、あるルールにしたがった、期日管理していくもの
なのか?


よくみかける、目的はそんなふうに、浮かびます
「会計業務」というのは、たくさんのデータを処理し
見やすい、書類を作るといったことで、コンピュータとの
親和性は高い業務ですね
そのシステムが、正確な事務処理、またそれを進めて
事務の効率化といったことにあることが、多いです
シンプルです


そのシステムを支えてる人が、打合せをして、今「何をするか」
といったことを、意見だしあう。
システムというのは、いろんな人が関わってる。その関わってる
すべての人を、思います。ステークホルダーという
言い方がありますが、そのシステムを使う人、そのシステムを
利用する人、また作るひと、いくつかの立場で最適な
やり方ということを、合意します


「関心とコミットメントをもってもらうために、仕事をふる」
このやり方を、もう10年以上まえに、「ひとりで抱え込まない仕事術」
by リチャード・アクセルロッドという本からひっぱりだしました


立場が違う人と、仕事するということを思う時
この言葉を、思い出します
まず、関心をもってもらい、またコミットメントつまり約束
ここまでやろうという宣言(コミットメントは、約束と
宣言があわさってるといっていいか)をもってもらう
ということがあると思います


作る、使うでいえば、作るでいえば、使いやすくは心がけてる
けど、作る事情があって・・・となり、使う側でいえば、
日々使わなくてはならない、だったらここまでは作ってよ
ああ、でもコストも気になる・・・


みたいな。


立場がちがう人が、ちがった視点からだけ、みて、打合せしてると
永遠に、意見の乖離というのは、うまらない
だから、関心とコミットメントをもってもらうために仕事をしてもらう
つまり、作るだったら、一見理不尽に思う、要求も作る段取りを
して、どうなのか?使うというほうも、要求だけだすのでなく
作る側のいくつかも、やってみて、というのが大事だろうと
思います


仕事をするということは、立場が違う人と意見をあわせこむ
そういう行為が必ずあるといっていいのではないでしょうか?


だから、打合せ、だから、立場をちょっと俯瞰した視点をもつ
とっても大事かなと思うのです