新幹線に乗ると、わくわくします。それは旅の記憶が「楽しかった」
という思いとともにでてきて、よかったということを、身も
心も感じるから?でしょうか


何年か前の旅のあとさき、旅は往路の行きつくまでが
いいとどこかに、詩人が書いていたのを、読んだのです
そうそう、と、思った自分。その詩人によれば、いいフレーズを
思いつくのは旅の往路の電車のなかですと書いています


ちょっと思い出すと、うちの奥さんが働く、会社で
勤務が店から、総務に移ったころ、15年前?くらい
その奥さんの働く会社の人たちは、いいねという
話を、信州へ向かう車のなかで言ったのを思い出します


おそらく


日本文化にふれていていいね/ずっと続く会社で
働くというのはいいね/手作りのなにかにつながっていていいね
接客という、クリエイティブなところがいいね


などなどだったと、記憶します


旅というのが、生活のなかの、アクセント、スパイスといった
役割だと、思っています
基本、2泊とか3泊くらいの旅ですから、日本国内です
ですが、いい気づきがあったりして、楽しいです


ブラタモリ風に言うとしたら、今回、讃岐路の気づきで
いえば、おむすび型の山ですね。五色台ビジターセンターに
お邪魔して、なぜ、おむすび型の山ができたのか
ていねいな、解説を聞くことができました


<五色台ビジターセンターでもらった記事から
香川大学 長谷川修一氏>

おむすび山は、大昔の火山活動でできたものです。おむすび山の
中心部は、地下のマグマが地表に出る際の通り道でした
マグマが固まって、硬い岩、安山岩になり、長い年月を
かけて、周囲の柔らかい岩(花崗岩)が削られ、今の
山の形になったと考えられます


引用終


旅先で、こうした地形をみて、あれれ、なんてなるのは
楽しいことです。そのとき、香川出身だと思われる
ビジターセンターの方は、自分たちはうまれてこのかた
みてる風景、遠くからきたひとだから気づく面白さと
いっていいかもしれないですね、と、つぶやきます


複合扇状地。これの代名詞的な場所で、大好きな場所が
信州の安曇野です
この安曇野の土地のひろびろとした、よさは、まさに
複合扇状地がいい感じで展開したからこそできた
といっていい、場所なのだと思います


旅は、いろんなことに気づく
いい時間
旅を大事にし、旅でいいねという時間がもてる
感性を磨き続けていきたいと思います