絵を見る楽しみ

先週あった、社員旅行は軽井沢へ
軽井沢駅と、旧軽井沢の商店街の間に
脇田美術館があった


軽井沢らしい、林間にあって
中庭をかこむ、Jの字のような建てものは
建物からして、いい空間で
また行きたいと思う


脇田和という2005年に鬼籍にはいられたれ画家は
思ったくらい素敵だった


言葉で語るのは難しいのであまりしないのだが
あえて、社員と共通のものをみてるので
試みにしてみる


なんていうのか、きっと「抽象」「具象」という
範疇ではおさまらない、自由さというかしなやかさが
あると思った

車の中身まで描いたり、キュービズムかなと思えるような
ひとつの対象をいろんな角度からみたものを、ひとつの平面に
描いたり
その自由で、それでいて、くどくない


あい坊と猫という作品があった
人のリンカクはぼけているし
写実的とはおそらくいわないのだが
きっと家族を描いた、心がほっとなるような作品


そのりんかくの、やさしさ
そのまま、幼い家族をふわっとだきあげるような
感覚がある


いいえ、家族に対してだけでなく
この画家の視点や、触感はそのまま
しなやかな、ふんわり感なのかもしれない


とても楽しめた