言葉って不完全

一生懸命伝えようと、誰かになにかをはなしたことありますか
そのことを、問いたい
言葉って不完全ですから、かなり客観的にも正確だと思うような言葉を選んで
伝えても、なかなか100%は伝わらないものなんです
そのことを、ただ、そうかなと思っているのではなくて
全身全霊を傾けて、伝えようとしてみて、そして
あーやっぱりなかなか難しいって、そんな体験をしてほしいと
思います


人間は、安心して暮らすというか、日々その瞬間を生きるのに
全身全霊をかけて、なにかするということは減ってるのでしょう
だから、ついできそうなことをすることで、毎日過ごしています
でもそうじゃなくて、本当に自分がしたいことはこうなんだ
そんな思いをぶつけてみる、時間があっていいのではないでしょうか


若ければ、例えば、スポーツ、恋愛、勉強にだって
なにか、ふんここまででいいやというのではなく
自分のすべてをかけていいという瞬間をみつけたいじゃないですか
そのとき、あきらめないで、こうしたいと思い続けて
ときにそのことを、人にぶつけていく
そうした、実際の経験をしてる人って、内容があると思う
信じたいと思う


一方で、毎日、毎時間そんな100%の生き方をしたら
ある面、まわりはたまったものではありません
なにをいいだすかわからないなんてね
でも、一週間に一度でももしかしたら、ひとシーズンに一度でも
どうしても、こだわりたい瞬間があって、あることのために
全身全霊を傾ける
そんな生き方をしたい


そうした、体験をもった人とは
言葉が不完全ということを超えて、言葉じゃなくて
お互いの気持ちは通じてくるのじゃないか
そんな仲間をもってるということが
人生の本当の、価値といっていいのではないか