鶴見に住んで5年になります
鶴見には、鶴見川があり、総持寺があります
今朝のウォーキングは、ちょっとだけ、朝らしい、まだ熱気を含まない
夏の風を感じながら、総持寺を歩きました
総持寺はちょうど盆踊りの日程のなか、屋台がいっぱいならんでいました
総持寺の大粗堂にいくと、うまいタイミングだと、修行しているお坊さんの
朝のおつとめの時間にあうことができます。堂にひびく修行僧の声を
朝聞くのは気持ちいいものです。
境内はきれいにはききよめられていて、その道を歩くのも
気持ちいいです
奥まったところに、「古教照心」という言葉が掲げられています
いい言葉です。いいものはいいと認める心がなくてはと
ときどき、思い出しています
灰谷健次郎の小説にでてくる、記憶の話は
いつまでも覚えていたい、いい話です
記憶という能力は、大切な人の心を、生き方をそのまま、生かしておくために
あるのだと
自分がこの歳になって、やっと、大切な人を失ってみてやっと
その言葉が響くということ
人間、やっぱり経験しないと、なかなか本当にそうだなと思う
ということができないのかもしれません
学生のころに、芝居をみんなで作ってみた。そのみんなで作る
バーチャルなものをみんなで作るって、楽しいけど、かなり
大変です。まさに疑似的に、いろんな仕事をやることを
作り出していかなくてはなりません。
例えば、衣装の係りだって、会場の係りだって、助監督だって
心をひとつに、いい舞台を作るってことで、動き出さないと
困ったことになります
そんな経験をして、アンサンブルで作っていくって
いいなと感じたのです
人と人、協力するには、「聞いてない」「自分は知らないよ」
という状態を極力なくさなくては、だめです
自分も輪にはいってる、協力したいってところから
はじまります
マネジメントを考えるときに、はじめの切り口といっていい
大事なポイントです。
システム開発は、まさに人が集まって成果をだすということが
もとになっています。そのとき、いかにひとりひとりに力を
だしてもらうのか、そうしたことをずっと考えながらここまで
きました。まだまだ道半ばです
鶴見川のほとりを歩いていると、いろんな人が歩いたり
ジョギングしたりしてるのに、出会います。どうも30代くらいと
60代以上が目立つような気がします。30代より若い人は
なかなか、スポーツ選手ならいざしらず、自ら朝の時間を
つかって、身体のためにいいことやるってことが、少ないのかなと
感じます。40代、50代の人はちょっとおつかれぎみで
やりたいけど、できない?のかな?
いいえ、最近の40代も50代もとっても若いので
ぱっとみると、そう見えないだけかもしれません
いっしょに歩いたりしてると、やっぱり気合がはいります
ひとりではない、自分もまた自分をきたえて
もっと自分を活かせるなにかにチャレンジしようと
思えてきます
鶴見でウォーキング、まだまだ続けていきます