人間が、人間として、輝く生き方をするのに
好きになる能力を高めるということが、あると思います
スポーツが好き、アートが好き、音楽が好き
文化が好き
誰かと語れる、「好き」をもつことです
昨日の日経新聞のコラムに、マンガが好きという
話が載っていました。その方いわく
本も好きだけど、マンガが好きなのは、それとはまた別の
楽しさ。何度も読み返しますと。小説は読み返したりしません
という話がでていました
ストーリィがあり、さらに絵がある、マンガは
好きですね。確かに読み返したりもします
日経のコラムの人は、子どもとの、コミュニケーションにも
役立ててるという話がでています
去年、お気に入りの場所である、信州安曇野にでかけて
アツムイ窯という陶芸の作家さんの家にいったときの
エピソード。その古い農家を移築して作ったという
天井が高く、はりなどに使われてる木材、その一点を
とっても、みあげて、立派名だと思えるような
いい空間でのひとときがありました。
玄関からはいった、ひろい、居間には囲炉裏がありました
その囲炉裏、よくみかける、自在鉤がありません
自在鉤は、しないのですか?とぶしつけにも、聞いてしまいました
その答えは。「いまだ、気に入ったものに出会えてなくてね」とのこと
このときの、好きなものをさがしてる、その楽しみを伝えてくる
表情の豊かなこと。
ああ、この人の仕事は信頼できるだろうと、思いました
大学のクラブで、英語劇をやりました
その英語劇、ESSというクラブでやったのですが、このクラブは
結構他大学とのイベントが多いクラブでした
英語劇も、結構盛んにいろんな大学で行われています
そして、そうしたことを、ノウハウを、大学間で共有する
しくみも、そこそこ、持っていました
大学2年のときだったか、クラブが所属する、大学が集まって作ってる
連盟が主催する、宿泊イベント、英語劇のワークショップのものに
参加しました
その際、そのときの仲間うちでは、有名になりつつあった人から
好きなことをするのを、自分は大切にしたいという話を
聞いたのが、印象に残っています
好きなことをやる。それも、まわりを巻き込んで、演劇という
形でやる。そうならば、いかにその自分が好きを、語らなければ
ならない。言ってみれば、説明責任ですよね
演劇は、照明の人がいたり、メイクさんがいたり、大道具小道具
もちろん、出演する人もいます。そして、コンセプトを
きめ、全体の世話をしていく、演出家がいます
演出家が、コンセプト、方針を決めるということ、魅力ある立場とも
言えますが、それだけに、自分が決めた、自分が好きな要素を
まわりに伝える努力をしなければ、まわりはいきいきとは
動いてくれません
好きなことをもつのは、いいことです
好きになるという能力をぜひ高めてほしいと
思います
そして、好きになったら、そうしたことが、もっと
人に伝わるであるとか、人に伝わってそのお返しをまた
もらえるとか、深めていってくれたら、いいなと思います