ワークショップを解説してる本から
ワークショップにおける、「問い」の大切さを
読みます
参考:「学びあう場のつくり方」 中野民夫
質問は、以下のような内容が、入りやすく効果的だと
言います
共通で触発的な問いから
身近で具体的な問いから
ポジティブで楽しい問いから
自分の体験から始める
裁かれる恐れのない問いから
これらの頭文字をとって、「きみ、ポジさ」と
掲げています
「問い」のみならず、あまりまだよく知らない人と
話し合うときの、ひとつの、方法といってもいい
共通、身近、ポジティブ、そして自分のことを
話す
数年前に読書会で、話し合ったとき
そのときのテキストが、「家族の在り方」といった
内容がでていて、参加者の何人かが自分の家族ことを
語ってくれて、ものすごく親近感が増したことを
覚えています
実際、「家族の話」というのは、なかなか踏み込めない
話題ともいえます
それは、相手が家族ということで、どんな事情を
抱えてるか、わからないからですね
話題はお互いが、話せるということが、やっぱり基本になります
そうなると、話題にしてもいい、となればいいのですが
そうでないと、苦しくなります
とあれ、もし状況が許すなら、なのですが、家族の
話題は、きみ、ポジさにつながっていくぞとも思うのです
いま、私は秋に予定する、研修のデザインをしています
そのなかで、ワークショップをうまく使いたいと
思う中、ワークショップのノウハウが描かれてる本を
求めて、開いています
ワークショップの基本中の基本は、「内容よりつながり」
という考えを持ちます
どんな内容でやったか、なにを知れたかとか
そういうことより、参加者同士のつながりが強まった
そういうことを、目指したほうが、よりいいものに近づける
という感覚です
このところ、思うところのいいやりとりからいい気づきが
生まれるという感覚も、内容よりつながり、ということに
あってるぞ、というふうにも思います
つながりが、いいものになれば、いいやりとりできる
確率が高まる、そういう連想ですね
今日掲げた、質問の基本、「きみ、ポジさ」
ということは、仕事のスタンスといったことにも
応用できる、と思うのです
いままでのなにかしら、学んだことと、共通で、身近に考えられ
ポジティブになって、自分のなにかにつなげられる
こういうことを、やってるとも思うのです
ただ、ときには、がらっと変えるなにかもいるとも
思いますが。