空(から)になる

旅、非日常に自分を置いてみるということ
この、自分の中を一度空にして、リフレッシュする
ということ、あこがれもしますし、何度か挑戦も
するものです


はたして、どうしたら、自分のなかを「空」に
できるのか?


ひとつの方法というか、やってみることは
誰かの視点をもってみるということかなと
思うのです


大好きな、長野県安曇野市の風景
この広く、山がみえる、胸のすく思いがする景色について
山下大五郎という画家が、描いています
そして、その絵をみて、その景色の美しさを
改めて、思うということがあったのですね


画家が水先案内人の役割をしてくれて
それで、その場所の美しさに気づくということ
これはとても、あっていいというか、画家という
素晴らしい目の持ち主に導かれるということは
すごく、楽しいこととも言えます


同じ信州にて、2年ほどまえ、偶然にも
「君の名は」の聖地と思われるところに
行きました


逆に風景が、その作品だったり、作者のなにかを
導いてくれたといっていいでしょうね


誰かが美しいと、思ったところに
共感したくて、行ってみる。とても、楽しいひとときです


海をみるというのは、結構海が近いところに住んでいた
自分としては、まあ、多いパターンの、休日の
過ごしかたといっていいでしょうね
海の、特に夕陽をみれるころだとか、うまく
時間と場所と天気とかが、あわさると
あれ、こんなに素敵な色、こんなに素晴らしい広がり
なんて、思いもしなかった、自然がみせてくれる
ショーに出会うことがあります


そんなわけで、旅がいいのです
長くはできなくても、ショートトリップでいい
気分を変えるには、旅がいいのです


たとえば、一日、好きに使える週末の時間が
あったとして、「ここ」と決めないで、ぶらぶら
するのも「手」ですね


その場所、その土地の面白そうなもの、景色
そして、店にいってみるということ。楽しいことです

 

街中だとしても、海がなくても、川もなくても

なにげない、建物だったり、影だったり、ちょっとした

風景に出会うことはあります

 

 

お店には、何か不思議な存在感のものがあったり

店主の思いが見えたり、そんな楽しみもありますね

ぶらぶらするっていうのも、「空」になる、ひとつの

方法といっていいでしょうね