ソーセージ、チーズの話

ヴァイスブルスト、というドイツのソーセージが
あります。ゆでて、うつわに盛るときに、その
ゆで汁もつけて、あたたかいうちに食べるという
ものです


そして、食べ方は皮ごとがぶり、ではなくて
皮にナイフをいれて、その皮をくるりととりさって
(ヴァイスブルストはそういう、身離れがいい)
なかだけ、食べます


味はふんわり、こくがあって、やさしいです


こうした、肉の加工品ということでは
ヨーロッパの食文化はやっぱりすごいな、が、ありますね


ときどき、バゲットを買って、洋風の食事をするときに
欲しくなるのは、生ハム、ソーセージ、そして
チーズです。これら、でてきた食材は、ヨーロッパの
食文化のおいしいところをぎゅぎゅっと集めたものだと
感じます


「世界街歩き」だったか、ヨーロッパのどこか
大きな都会ではない、街の風景をテレビでみたときでした
ある家庭に、チーズの移動販売車があって、チーズを
求めてる様子がでていました。そのチーズの種類の多いこと


あんなに、種類の多いチーズが、移動販売で売られてる
というところに、チーズと切っても切れない、家の食卓
ということがあるのだと、想像します


アルプスの少女ハイジのおじいさんは、チーズは自分で
作っています。日本の家庭でも、味噌を手作りしていた
(今も、趣味というかやる人はいるようですが)
そうしたことが、普通だったときがあって、それは
ヨーロッパのチーズもそうなのでしょうかね


今、私たちは、チーズもハム、ソーセージも日本に
いながらにして、ヨーロッパのおいしいものを
手に入れることができます
まあ、こだわって、たとえば、ロックフォール
おいしいのが食べたいとなったりしたら、やっぱり
チーズ専門店にいかないと、だめかもしれないですが。


冒頭に書いた、ヴァイスブルストも、やっぱりハム、ソーセージの
専門店にしか、ないようです
それでも、ちょっと時間を使えば、(東京周辺なら)専門店も
あるし、便利になりました


「食文化」ということに、多いに関心を持ち続けて
できたら、仲のいい人と、味わったりという
楽しみをもっていたいと思います
それだけ「食いしん坊」ということもあります
でも、食を大事にすることで、自分を大事にするという
要素もあると思っています


食べるということは、自分を作ってる、骨だったり
身体自体を作るということですから、ほんとに、大事ですね