旅の話

旅というのは、日常を離れて、ほっと息をつく時間
なのかな、と、思います
そういう意味では、例えば、日帰りでもなにかしら
いい景色をみるだとか、おいしいものを食べるとか
そうしたことで、気分転換になるし、旅のよさを
味わえるということがあります


泊りででかける、旅にでたとき、ほぼ必ず朝起きたら
宿の近くをぶらぶら、散策します
朝、という特別な時間、人も少なく、その場所の
どういえばいいのでしょうか?素顔みたいなものが
見える気がいたします


旅というのは、出会いということがあると
思います。風景との出会い、なにかしら、行った場所の
なにかに出会うということ
もちろん、「人」との出会いということも、あります


出会いというのは、突然、偶然ということが
あるようです。ふとしたことから、出会うなにか
わくわくするし、そうしたなにかに導かれて、いつも
いるということもありそうです


旅は、旅そのものを楽しむということが
いいということがあります
つまり、移動してどこかに行き着いたから
ではなくて、旅してる、その過程を楽しむということ
旅は、でかける前から旅なんだということも言えます
どこに行くのか、ルートを考える、行き方を考える
そして、どこで泊るのかなど。


特に旅が始まって、移動がはじまった気持ちというのは
とてもわくわくがあって、その時間自体がいいということが
あります


確か「作詞家」のだれかが、旅のはじまりでその往路の
行程というのが、一番いいひらめきがあって、いい詩が
かけるという話をどこかに書いていました
それ、とても、あ、いいな、そうじゃないかなと思って
たとえば、新幹線で移動なんてときは、その新幹線のなかでの
時間を思ったりするのです


旅が好きです
旅で、なにかしら、自分のあれこれをつなげていって
自分の好きなものを再発見するなんてことは
本当にいい時間で、ぜひ、なんどもそういうことを
持ちたいと思います


旅、旅する自分、旅で思い出す、思い出、人、そして風景
愛おしいもの、いっぱいです