鎌倉を歩く

鎌倉駅の東口をでて、ロータリー改札を背にしたら右奥の
道にはいり、そのまま、若宮大路にでます
一番近い信号をわたり、ラーメン屋さんの角の路地を
左に折れます


しばらくいくと、ちょっと坂になって橋があり、滑川です
これを渡って、T字にぶつかりそこを右にいきます
この道は古い道のようです。歩いていくと神社や
お寺がでてきます


八幡宮の元の場所だったということも近く、位置から
言って、三浦の方面にいくだろうこの道は、頼朝の
作った、若宮大路より古いのかもしれません


やや歩いて、もう海がすぐそばというところを
道は直角に曲がります。それからほどなく、浄土宗の
大本山光明寺があります


この光明寺、門にしても、本堂にしても、大本山の名前に
負けない、立派さです。門や本堂をみるのでも、かなり
いいのです。ただ、本堂は今修理中でした
本堂前に右にいって、墓地の脇を歩き裏山といっていい
第一中学校のほうへ、歩きます
途中、内藤家墓所というのがあって、大名家の墓所
大きな石塔が何本もあって、リアルにこうした墓所
みるのは、実ははじめてかなと思いました


第一中学校の前をややすぎると、展望台があり
由比ガ浜稲村ケ崎があって、その先に富士山を望む
ことができました


実際のところ、この景色を眺めるのは、5回目くらい。鎌倉に
でかけて、光明寺にいくと、セットにしてるといっていい、場所で
この日も富士山が、雪をいただきに、素晴らしい姿でおがむことが
できました


知ってる人は多いかもしれないですが、神奈川の海に近いところで
富士山がみえると、裾野までひろびろとした、富士山をみることが
できて、うれしいです。神奈川だったり、東京も場所によると
思うのですが、丹沢の山が、富士山の裾野を隠してしまうということが
あるようです


鎌倉は、寺が多いですね。その多くの寺は裏山といっていい、傾斜地を
抱えてることが多く、そこには、緑が豊かにあります
そうした「谷:やつと呼ぶ」があることで、静かさがあって、心を
落ち着ける場所になっています
好きな寺、瑞泉寺覚園寺、がまさにそうです。そして、大寺といっていい
円覚寺建長寺も谷をもってるという意味では、いいのですが
ご存じの通り、休日になんていけば、まさに観光地の観光スポットそのもの
ですから、ちょっと「静けさ」は、感じられないと思います
そういう意味からすると、瑞泉寺とか覚園寺、それから駅から近いですが
静かということでは、妙本寺がいいです


光明寺は、上にあげた寺とは、裏山が中学校があったりして
趣はちがうのですが、書いた通り、富士山、海が眺められる場所があって
それはそれで、魅力ですね


幕府があって、都としての機能があったという、時代には
この海に宋からの船も通っていたというのですね
そういう、世界につながっていたのかと思うと、海をみる感覚が
大きくなっていきます


休日、鎌倉を歩くのは、楽しいですね
また、行きたくなります