会社の下位者、自分が直接指示をだして、動いてもらう人に
どうしたら、やる気をもってもらうか、どうしたら自ら工夫して
動いてくれるようになるか?
このことは、管理職となれば、誰しも考えることといっていいです
慶応ビジネススクール 高木晴夫氏によれば、「配ること」
と、でてきます
最近読んだ本に、なにか人に伝えて、なにかやってもらうとき
「理由」を言うということが書かれていました
この配ることに、つながっていくという感覚があります
高木氏の説明
マネジメントの仕事とは
「状況を把握しつつ、仕事の結びつきを調整し、部下とともに働き
担当する仕事(目標)を達成すること」
状況を把握する
ここがまず第一関門かなと思います
状況は多くの場合、複雑です。そして「動く」のですね
だからこそ、その状況を把握して、その情報を配る
ということが、キーマンである、マネージャにほしいことと
なります
仕事していて、やる気があがる、ということは
仕事の手ごたえがあるときといっていいのではないでしょうか
システム開発は分業でやります。実際のところ、担当者の多くは
エンドユーザからそのままのフィードバックはない状態で
進むということが、でます
そのとき、なにを仕事の手ごたえとするのか
やはり状況なのだと思います
状況について、把握してる、アンテナをはる
これが仕事するうえで大事なことです
プレイングマネージャ
多くの、管理者と呼ばれる人がおかれる立場なのだと
思います。プレイングとつくので、プレイヤーの部分もある
自らも担当者だということですね
これは、担当者のそのままの気持ちを理解するということには
アドバンテージがあるということですね
ですが、その分、意思決定をする立場、経営層に近い感覚が
なかなか持てないということが、でてしまいそうです
自分もそうだったから思い出すのですが
担当者の感覚でいると、担当者の視点からの意思決定を
したり、支持したりしてしまうと思います
一番単純にいえば、ある仕事を受けたほうがいいかどうか
ということについて、自分がやるとしたら、やりやすいのかであるとか
自分のごく近くの人がどうかとか、そういう視点で考えます
経営に近い人なら、対、取引先との関係、中長期にみた、関係性
自社のなにを強化しようというやり方に沿って、考えたいと
なります
このことは、とても相反しやすい要素があるといっていいでしょう
少し俯瞰したところからみた、「こうしたい」
直接、その仕事を切り盛りする立場の「こうしたい」
どうしても相反するところはある、これはあたりまえといっていい
最低限、そうだと知って、それぞれの視点も、視野にいれておいて
話をしないと、すりあわせはできません
仕事をするということは、ある視点のみの意見が大きくでて
しまうと、後々、困った、となりますよね