立場を利用する

自分が指示して仕事をしてもらうようになる
チームで仕事すれば、指示をする側の人というのが
必要です。年次があがっていけばそういうことが
普通に起こります


そういうとき、その立場を、利用して「成長するチャンス」
として使うことが、大事だと思います
なぜ、成長できるのか?
サンプルを書きます


例えば、まだ経験が少なく、できることが限られる
メンバーがいたとします。こういうメンバーへの接し方の
鉄則は、そのメンバーが育つように、仕事をするという
ことになります
その鉄則にのっとって、やる、とすれば、まず「観察力」
が要ります。そのメンバーの様子を見る、力です
見る、ことができるということは、そのメンバーの
いまの様子、仕事への意欲、プライベートを含めた
状態、そして、チームのなかでの存在として、どうなのか
見るのです


そういう観察することができて、そのメンバーに
フィットする仕事をふることが、大事だと思います
そして、観察力ができたとしたら、想像力です
もし、仕事への意欲が高く、いろんな状態もいいとなれば
背伸びしてやってほしい仕事をふるわけです
ここで、本人の能力を少し超えた、仕事をふって
その仕事に、苦労しながらも、ときにはまわりからの
アシストをもらって、やる、できるだろうという
想像をしてみるわけです


逆に、経験豊かな人、だったら、どうでしょう
やっぱりその人が生きる、仕事をふるのがいいと思います
はたして、技術者、経験豊富となれば、その一番いいところが
でるように、やりとりをして、理解するということが
重要でしょう


こんなふうに、指示する立場になったら、観察力、想像力
そして、いいやりとりをして相手を理解する、そういった
能力を磨くということになると思います


仕事が人を成長させる、それは、あるスポットをあてれば
ある立場が、人を成長させるといっていいでしょう
あなたは、自分の立場を利用していますか?