ピンチをチャンスに。9月7日

感染症のことで、予定したことができない
このこと、もう何度あるでしょうか?
いろんな人、いろんな組織が、「機会損失」ということが
起きて、その貴重な時間を予定どおりできないことで、
「出会い」だったり、「気づき」が減るということになります


あまり、多いので、しょうがない、とも、思えてきますが
いいえ、やっぱり、ピンチをチャンスに変える努力が
必要だと、前向きに考えたいと思います


高校時代に、そのころ、尊敬していた先生が「自由とは」
という話をしました。「自由であることは、なにか物理的な
条件ということでなく、精神が自由なことである、人が
自由になりたいと、どれだけ真剣に強く思うか
その精神が強く意識されてるとき、自由であるといえる」
そのような趣旨で、授業をされたことを、思い出します


エッセンスを、拡大解釈すれば、学びたいということは
その気持ち、意識が伴ってほんとうに、身になっていくという
ことがありそうです
学びたい、学ぶというのは、自分の真剣さによって、その深さが
変わるといっていいでしょう。その真剣さによって、気づきが
どれだけあり、気づきから、行動に移す、その連携も
高くなるといっていいのではないでしょうか


もし、そうであれば、感染症で、会う機会が減る、表面的には
なにかをして、いっしょに学ぶという機会が減ってはいますが
そこで、機会がほんとうに失われているからこそ、「学ばなくては」
という原点に立ち返り、自分の真剣さを、高める、それが
必要で、いま唯一、このピンチを、なんとか切り抜けていく
道筋になるのではないでしょうか?


ピンチをチャンスに変えたい
自分が10代だったときに、ときどき、言われたことが
あります。年齢が二回り以上うえなら、その人は、第二次世界大戦
という、戦争のなにかを経験していました
言われたことは「君たちは、恵まれている」「恵まれすぎてるのだ」
ということでした


二言めには、まず「食べる心配がない」といって
そんな日は、自分たちのあなたと同じ世代にはなかったと
言っていました


その、環境におかれたこともない、ましてそのほかの経験
ということが、ほとんどない、10代の自分に、ありありと
その空腹が続く状態を理解、といっても無理がありました


不自由なこと、コミュニケーションをとるというのが、絶対的に
減ってること、学びがおろそかになること


ほんとうに、こわいことです
だから、そのこわさ、異常さということを、感じてるなら
そのことを、認識のスタートとして、なにかしなくては
状況は悪くなるほうへ、ばかり行くのです


学びましょう。学ぶために、仲間とつながりましょう
不自由だから、貴重な、時間も作れる、そのことに気づきましょう