TJKメンタルヘルスセミナー

このセミナーに参加して、よかったなと
思うことが、いつくつかあって、4点ほどふれてみたい


その1 内容がいいですね。
特に、宿泊でやる最終回において、いろんな事例について
グループで意見を交換、そして、グループの代表が
でた意見を、しゃべり、講師の山崎先生が、事例自体の
背景であるとか、関連するトピックスを話していただける
という流れで進みました。
このことで、まず「事例を知る」ということができること
そして、実際、TJKのそれぞれの企業の実際の、現場、
つまりメンタルヘルスをリアルに担当してる人と
意見交換できるということは、素晴らしいと思います


自分は経営者なので、担当者として、こんなふうに感じる
考えるということが、知れるということが素晴らしいという
二重の意味でのよかったもありました


その2 IT業界が、どんなことをやるべきか、知るヒントがあると
感じました
山崎先生は、その著書、「メンタルヘルス経営学」において
メンタルヘルスを真剣に取り組むということは、経営そのものに
なるという話を書かれてますが、その言葉に、ああ、ここに
自分の声を、そのまま言ってくれる人がいると、感じたのです


プロジェクトにおいて、大変、ストレスを多く抱えるような
人をたくさん、みてきたし、その人に対して、後押し、相談に
のる役割として、相対するということを、してきたことが
あります
そうしたとき、人海戦術にて、数十人、100名を超えるという
プロジェクトで、うまくまわらなくなったりしたとき
その渦中にいる人に対して、どうやって、サポートしていこう?
この答えは、常にさがさなくてはならない、と思いながら
一方で、答えはない、と思えていたのです


いいかえれば、状況が悪くなってから、なんらか手をうちましょう
というのは、大事ではあるのですが、あくまでも対処療法として
やるべきことはやるわけですが、そのことが、一定のところ
できたから、プロジェクトの状況が、今後悪くならない、対策には
ならないわけだし、もっともっと、広い考え、深い洞察をもった
プランにて、すすめないと、根本的なところは、変わらない


ITのプロジェクトは、いいえ言い換えれば、いまの世の中における
仕事のしかたは、メンタルヘルスが侵されやすい要素が満載です
人はぎりぎりまでに、しぼられてやる。サポート役といわれながら
全然余裕がないので、人のサポートなどできない、できてない
そうしたなか、人は心と体を疲弊させていく、様子がある
ここを変えなければ、いけない


その3 リアルな話のなかに、ああいいなというヒントを
みつけました
いっしょのグループになったかたから、「こういう困ったケースは
おじいちゃんである、会長に泣きつきます」という話をもらいました
その会長さんは、ぼくはこういうときのためにいるんだから
どんどん、言ってきなさいといってくれるといいます
素晴らしいと思いました。そして、そういう人材の使い方が
とても、大事だと感じました
つまり、人生経験が長い人だから、受け止められるものということが
とてもあるように、思うのです
とかく、人は、若いことって、素晴らしいといいますが
確かにそういう面もありますが、経験者を大事にする視点が
ほしいと感じました


その4 ランチミーティングをもっとやろうと思いました
当社では、私やもうひとりの役員が、社員とさしにて、ランチミーテイングを
ときどきやります。これは、どうしても、場所が離れていたりして
コミュニケーションが不足するのを、補おうという意図があります
まさに、このランチミーティングは、大事で、もっとやろうと
このセミナーに参加して、思いました
人と人、やっぱりなんといっても、コミュニケーションが
よくとれていることが、全ての予防、そしていろんな対策の強化の
もとになります
社員のみんなは、ぜひ、ランチミーティングの場で、自分がいま
感じてる、いいこと、悪いこと、そして、失敗談も
ぜひ話してみてほしいと思います
若いうちの失敗なんて、それはまさに、自分を育てるためのこやしです
わが社は、いわば、失敗談を話せるということを、評価したいと
思います。ウェルカムです


本当に、いいセミナーに参加できて、ラッキーだし
今後、学んだことを、活かしていかなくてはと
気持ちが引き締まります
人を育てるということは、もちろん、ゴールなんてない
長い道のりですが、いままで見えていたつもりのものを、はっきり
確認し、さらに、見えてなかったこと、感じてなかったものを
知る、いい機会になりました
参加した皆さん、講師の山崎先生、事務局であり、場所ほかを
提供してくださった、TJKのみなさん、ありがとうございました