対人対応力

この言葉を使いだして、もう10年とかたつのですね


対人対応力、ひらたくいえば、人にお願いをする、人にあやまる
とういうことについて、上手になりましょう。少なくとも
その点で相手を怒らせたりしないように、しましょうということです


25年ほどまえになりますが、ある人から、「電話でものをお願いした」
ということで、おしかりをうけたことがあります


お願いをする、あたりまえなのですが、会って、気持ちをこめて
話すということが、最低限の礼儀だと思います
知っていました、知っていましたが、何度か訪問し、すれちがいの
なかで「間に合わない」というあせりから、つい電話でそのことに
ふれていました


相手はいわば、親ごころで、しかってくれたということが
あります
だいたい、「しかる」ということは、エネルギーを使いますから
どうでもいい相手には、人はしからないものです。むっとしたり
どうかすれば、伝わらないだろうという前提江、どこかで
悪口を言うというのが、人のとる行動ですね


対人対応力、お願いする、あやまる、そうですね
もうひとついえば、配慮する、ということになりますか


想像力ということが、大切と言います
ある行動をしたら、そのことを、気にしてる人からみたら
どう映るのか、想像できること


また、自分がしたら、いやだなということを、相手にしない
ということも、大事なことだと、思うのです


人は立場でものを言ったり、行動したりしがちです
わかりやすいのは、お金を払う立場、お金をもらう立場
お金を払う立場だと、ついつい、ものいいも行動も尊大に
なりがちなもの
そうなのですが、自分のビジネスで思うのは、お金をもらうのも
お金を払うということも、実は、イーブン、じゃないですか
つまり、お金をもらうといったって、それに見合う、品物
サービスを提供してるのでしょう。払うといったってその
サービスなりを、受けてるのです


不当な値引きだとか、過剰なサービスがあるのではない
自分が認めた、金額をはらっているということで、イーブン
じゃないですか


そういうこともあるのですが、つい、尊大になったりする
そういう、いわば、あさましさを、人間もってるのだと、思います
そうだったら、そうならないように、したい
相手が、ああ、この人、えらそうだと思わないような
丁寧な行動をとりたい


そういう行動が想像力をもった人がとる、行動のように
思います


対人対応力を高めるのには、そういう想像力をもって、どうかなと
思う、くせをつけたいと、思いますね