コミュニケーションあれこれ

高校生のとき、言葉って、不完全だなと
感じたことがあります
いま、思い返してみると、言葉も不完全なものには
ちがいないですが、人とどう相対する、そのスタンス
そのものが幼く、また、伝え方についても稚拙
ということがあるのを、割り引かなくてはならないと
思いますね


言葉は、それぞれ、背景といっていい、その言葉が
伝わっていくときの、受け取る側の思いが入ります
高校生という、元気で、はじめていろんなことが
見えだすようなときに、言葉って、乱暴に使えば
かなり、危ないぞって、感じたことは、悪いことでは
ないですね


学園祭でなにかをやるということを、きめようと
したときでした。ある案がでて、反対意見もでます
その反対の理由について、納得しないのですね
なぜなのか?


映画を作ったのですね
なかなか、楽しい企画といっていいでしょう
だけど、やればわかりますが、しろうとが映画を
造ろうとしたら、かなり大きな負荷がかかります
演技する、ということだけでも大変ですが
ストーリィを書き、配役をきめる、ロケ地を決める
やることは、やまほどあります


決める、ということについて、いろんなことが
でてきます。日本人って、素直なところがありますから
そんなには主張しない。主張をはじめたら、きまらないものです


さて、話は変わって、いまの当社の話です
私は、オーナーであり、社長で、「決める」役割を
担っています。この決め方、ということが
大事だと思っています
実態をどうなのか、知ったうえでなければ、間違った
判断をしてしまいそうです


プロジェクトで活躍してる人は、どうしても木をみて
森をみない、ということになりがちです
その人にひっぱられて、判断していては、会社として
どうなのかという、視点ははいらなくなります
そうなのですが、プロジェクトの状況を受け取っての
判断をしなければ、プロジェクトにいる人には不満が
残ります


完全な解決策はないにしても、両方を理解できる
という人の存在が、鍵になると思うのですね


ITの仕事をしていて、つくづく思うのは、技術の
移り変わりの速さであり、いろんな係数の組み合わせで
チームを作りますから、コミュニケーションだったり
そのもととなる、人と人のパイプといったことは
後回しにされてしまうことも、ままある、ということでしょう


人と人
つながっていくのには、やっぱり、コミュニケーションを
よくとることが、第一でしょう。そしてコミュニケーションを
左右するのは、言葉をはじめとした、能力ですね


内容より、つながり。
どんなことでも、デジタル表示のものより、手によるもの
音声によるもの、そして、やっぱり存在そのものを見せて
つまりは会って、やるコミュニケーションに勝るものは
ないのですね