数学的思考で

8月31日、日経新聞夕刊に「上司を説得、数学的思考で」
というタイトルの、記事がありました
これら、「予測する」といったことの基本といったことが
書かれていて、数字をだすならその数字のもとになった
データはこれだと示すとか、やり方が書いてあります


未来を予測する。それが相当な確率で、できるとしたら
ものすごいことなのですが、はずれる、ということは
あるんだということを、知りながら、未来を予測するということは
誰しも、したいし、まして、ビジネスの世界で勝っていく
ためには、ほしいということになります


こう書いてきて、20年、30年というスパンで起こってること
というのは、一定の流れを読むことはできるのではないか?
ということが、言えます
それは誰でも知ってる、とも、言いたくなりますが
たとえば、少子高齢化。よく新聞紙上とかでも、「悪いこと」
として扱われます。だけど、乳幼児の死亡率がさがり、女性の
意識が変わっていくいま、おそらくは、少子化はまだ続くのです
そして、高齢化という、年金問題とかに結び付けられて
問題とされること。いいえ、高齢者が消費者として、注目される
つまり、新たな経済の担い手としての、高齢者というのも
でてきます


未来を予測する
これは難しいと、最初から、やらない、としないで
どうしてもやりたいな、と、思うことは、私にとっては
人材育成、社員指導に、かなり関わるということがあると
思うからです


私は、昭和三十年代の後半の生まれで、少年時代を
昭和の後期、40年代、50年代と過ごしました
たとえば、昭和40年から60年までの20年と、平成元年から20年
までの20年、なにがちがうのか?
ひとつには、(ビジネスマンとして)企業の体力がぐっと減ってしまって
いるのではないかということ。少なくとも、私が就職する
昭和60年初め、「リストラ(ここでは早期退職)」なんてことは、
よっぽど業績が悪い企業がやること、そうでない企業がそれっぽい
ことをやろうものなら、総すかんですよ


そうした、日本の企業は、人に対して、とてもやさしく、また
それができるだけの体力があったと、言っていいと思います


それから、やっぱり、いやな話ですが、治安であり、犯罪のことが
頭にあがります。「親殺し、子殺し」なんてこと、こんな悲惨な
ことが起きてしまう、今の世の中を、もっと危機感をもった
ほうがいいと思います


時代は変わる。
いま20代、30代の人と話していて、明るい未来を思うことを
しないという場面に出会って、愕然とします
ですが、去年出会った本に、「これだけ、先が見えない、また
不安材料の多い時代」に生きていて、明るい未来を見よう
というほうが、ノーテンキではないかという記述をみて
これも、ぐぐっとつまりました


長期の視点。未来を見越した、考え
ほしいですが、まずはまずは、足元をもっとみてみて
と、思うことしきりでした