秋のメニュー

炊き込みご飯が好きです


秋なら、栗が浮かびます
ご存じのように、栗の皮をむくというのは
結構手間がかかります
ですが、まさにスローフード、時間をかけて
食事を作るということを、やるということに
意味があるとも思います


ときどき、近くに住んでる叔母に栗ごはんを炊いて
届けたことがありました
これ、作るのに手間ひまがかかるということと、つなげて
いい感じの時間なのです
つまり、叔母とのこれまでの思い出などを思い出しながら
作ります
その時間こそがいい時間です


年間を通じて、安定して食べたいのが
きのこご飯でしょうかね
えのき、しめじ、しいたけ、スーパーで手に入る
そういうきのこと、油揚げくらいで、いい香りの
炊き込みご飯ができます


ここまで書いていて、ご飯のおいしさということが
ポイントなんだと、気が付きます
もちろん、栗でもきのこでも、単独でもおいしく
食べられますね。だけどこれを炊き込みご飯に
すると、一段とおいしさが、ふくらみます


炊き込みご飯の定番中の定番といっていいでしょうか
鶏の炊き込みご飯
私のやり方は、鶏のもも肉、さっとフライパンで
皮のついたほうを焼いておく
それを、炊飯器で、吸水をすませたコメのうえにおいて
そのほか、にんじん、油揚げくらいでしょう
これで、おいしい炊き込みご飯ができますね


魚介類が好きな自分としては
貝の炊き込みご飯もおいしいですね
最近は、簡単にということでは、あさりのむき身を用意して
それで炊き込みます


肉にも、野菜にもない
滋味あふれたといったらいいか、そういう味わいです


こうしておいしい炊き込みご飯を、メニューにいれると
食卓のバリエーションはふえますね
炊き込みご飯だと、おかずは減らしてもいいねという感じも
助かるところです


秋は実りの季節ですね
春は芽、夏は葉、秋は実、冬は根を食べるといいますね
その実をいただく季節にようやく(ほんとにようやくですね)
近づいた感じ


聞いたところ、オクトーバーフェストという、収穫祭
みたいなお祭りってあるんですね
農家の知り合いなどいない自分には、収穫祭といったことは
ぜんぜん、身近ではないのですが
収穫祭の雰囲気だったり、その感覚ってあこがれる
ものがありますね


猛暑があったり、お米が不足なんてニュースもあったり
心配だなと思うことが多い、このごろですが
収穫祭のような、豊かななにかというのが、お祭りには
参加はないかもしれないけど、その雰囲気で、食卓を
ゆたかにしたいですね