会議はなぜ、やるのか
「情報共有」「意思決定」と浮かんできます
もう少し、希望をいえば、「文化を作る」ということじゃ
ないでしょうか?
社内で会議をする
会議というのは、日常やってる実務を離れて
ある時間、いっしょにいて、話し合いだったりとか
なにかワークをしたりということを、いっしょにして
それを「さらす」ということになります
あえて、ここで「さらす」という言葉を使っています
仲間に、自分のことをさらす、そして可能ならなにかしら
意見とかコメントをもらう。さらしたことを自分でも
みつめてみる
アートを文化として思ったとき
自分の作品をさらして、そして、自分でもまた向き合い
なにかしらの表現をさらに追い続ける
これがアートのひとつの姿だろうと思います
そういう意味では、自分のなかになるなにかを
さらして、さらに考える、文化を作っていくといって
いいのではないでしょうか?
「学びの場」ということも、大事にしてることです
人間、学びが大事だし、私の仕事の定義のひとつは「学び」が
あることです
そうだとしたら、できれば週に一度は、そして可能なら一か月に
一度は、振り返りをして、今後自分がどう行動し、どんなことを
追っかけていけばいいのかと、考えてみるということが
とっても大事と思います
会議は学びの場としたいのですね
そうするために、わが社でいえば、月に一回の全体会議
この場を充実させる。そのためには、日々のなかで
全体会議に出したいことを、考えているということ
行動しながら、ある面、自分のあるべき姿というのを探し続けてる
これが本当に大事なことといっていいです
技術者。
設計、製造、テストのどこかをやってるでしょう
いまやってるやり方、自分の行動は、あるべき姿に沿ってるのか
もしなにかしらずれがあるとしたら、それはなぜなのか?
自分が意識してそのことを、つかもうとしてるのか
営業。
営業は人と人を結ぶのだと思います
そのことを、主体的にイメージをもちながら、行動してるか?
自分がいまやってることの、意味、自分の存在意義というのを
感じているか
短期はもちろんだけど、長期にみたとき、自分の行動は
どうなのか?
企業で、仕事をするということは、どういう意味をもつのか
今日、なにをすることがベストなのか?
会議で考えてみたいことは、限りなく広がっていきます
そして、そうしたことをひとつひとつ、ものにしていくことは
楽しく、自分の成長がそこにあるといっていいでしょう