自己実現

生きてるから生きる


高校時代に、そのとき担任の先生だった人に
「人はなぜ、生きるのか?」といったことを
質問して、生きてるから生きると答えがあって
ああ、なるほど、と、思いました


それは、生きていれば、素晴らしいことにも
出会えるのですよという、こと、とも、受け取られ
ええ、そうですね、といいたくなりました


人間は、自己実現することで、生きてることの
意味があるというようなことを、考えます


以下引用 「経営品質向上テキスト」 P.20


自己実現

そこでマズローは、人生に成功し満たされた人々を観察して
共通の特徴を見出そうとしました。彼が研究したのは
アルバート・アインシュタインやエレノア・ルーズベルト
など一派な人々だったのです。そして、こういう人々には
共通して、「あるものになりたいという欲求、自分が
なれるものになりたいという欲求」があることを
発見します。個人が自分の個人的な潜在力を達成するという
この欲求のことをマズロー自己実現欲求と名付けました
楽家は曲をつくり、芸術家は絵を描き、新人は詩をつくる
ように、人はなりたいものになるというのです


自己実現する、ということが、仮に人間が生きてることの
とても大きな価値であり、存在としての意味だと
定義したとしたら、「生きてるから生きる」は
いかにも、消極的とも言えるようにも、思えて
えっ?というように、立ち止まってしまいます


ところが、ちょっともう少し考えてみると
生きてるから生きる、という、この思いの延長上に
自己実現の考えも浮かんでくるのだということも
考えることができます


自己実現できる、または、している人は、生きてるから
生きていて、自分が意識して、ギアをあげることで
自分のなりたいものへなるという、行動を、くりかえし
やってるのだ、そういうようにも、とることができるのです


生きてること
このことを、まず、肯定する、そういうことが
「自然体」ということにつながるのだと、気が付きます
自然体がないと、身が持たないということもあるように
思います。自然体という、いつもできる姿勢で
生きてることが、ベースにあって、自己実現する
時間が、気持ちよく、いいサイクルで、もてるのだとも
言えます


生きてる、この瞬間、たとえば、自然が見せてくれる
風景だったり、人がもつ、優しい心、挑戦精神、
そうしたことをアンテナがとらえたときに、思う
共感できる心、受け取れる感性ということを
持てば、人生をより豊かに、自分を、活かす
生かすということで、生きててよかった、素晴らしいと
思える時間が持てる


そうした、共感をあなたと、持ちたい
人生の宝物といっていい、なにかを、いっしょに見たい
味わいたい。これからもずっとね