歴史、から学ぶ

自分を好きになれば、大切にしようという気持ちが
高まる。なにかを大切にしてる、自分が、自分を
みつめるとき、それは相乗効果で、いいものになるのです


絵を好きになるということ。
絵を評価する、最大、最高のことはその絵を自分の
手元に置きたいと思うこと、と、洲之内徹は、言います
そういうふに、「シンプル」に考えることが大事、ということ
アートに親しむことでも、学んだ気がします


シンプルに考えて、自分を好きになること
自分の感性を磨くといっていい、自分を好きになるということ
「学ぶ」のに、大事なことは、アンテナをはることだと
何度か、言いもしたし、感じています
私は歴史が好きです。そして好きになれば、なるほど
歴史の関連のことに、アンテナをはるようになります


今年のNHK大河ドラマは、久々の「戦国時代」を扱っています
ちょっと新しい発見(これは近年、そう書き替えられたのか?)
大きな存在感のある、斎藤利政(道三)。美濃の国の支配者に
なっているのですが、前は、一代で美濃を手に入れたと
描かれていたと思うのですが、今回、セリフのなかで、二代、親子で
美濃を手に入れたとなっています


この斎藤道三にしても、もちろん、織田信長にしても、明智光秀
ついても、たとえば、なにかでゆかりの地、ゆかりの文献を
みるなんてことがあれば、ぜひみたいと思う自分がいます


知るは楽しみなり、と言いますが
好きになるということは、アンテナをはることにつながると
思っています。好きだから、もっと知りたい。知っていけば
好きになる。こういう相乗効果がいいのです


歴史が好きといっても、結構実際、司馬遼太郎であり、「小説」に
よって、私の知識も得られています。そこで誤解していたりも
多いということに、気が付きます
2年ほどまえだったか、永青文庫で、織田信長から足利義昭
あてた、書状がありました。それは信長が息子を、義昭に人質として
さしだすときの手紙でした


たぶん、後になっての解釈なのですが、信長は将軍を追放して
いわば、勝者になります。歴史を後からみてる自分たちは
勝者の信長が、そのころ力が衰えた将軍に人質?とあれ、と
なるのですが、勝者になったのは、後の話、その瞬間には
将軍の力をあなどれないと思っていたんだということが
わかります


学ぶこと、好きになること
深く知ること。理解すること
ある対象の人を好きになるということは
理解をし、身近な人として、生きるということに
なるでしょうね


好きになること、その好きになった人と
どういっしょに生きるのか?そういうことも
歴史から学びたいと思いますね