京都とはなにか

京洛四季 東山魁夷 より 京都における私は旅行者である。京都に生まれたものでも、住人でも、また、研究者でもない。旅人であるために、私は自由で、身勝手な感じ方、味わい方が宥されているのではないか。京都とは何か。京都がもっとも京都的であった平安の…

森のレストラン

森のなかにある、絵本のなかの、お城のようなたたずまい、そうしたレストランで食事しました 受付にいた、年配の女性が、案内してくれました年配の女性に接客されるということが、まず新鮮です ふと、オーナーなのかなと、想像しましたオーナーで、接客する…

バーの話

先日、20代半ばだという知り合いの人と話していて、「飲むなら、バーがいいですね」というので、半ば、驚き、大変失礼ながら、本当かなと思いました というのは、自分も20代のとき、そのときお世話になっていた、5つくらい上の先輩に、バーに連れて行っても…

カフェの話

カフェで過ごす時間というのが、いい、発想豊かになる時間だと思っています 居心地がいい、そういうことを、ある空間に作ろうそういう意図で、設計してある、ともいえると思います 人が多い、都会で「ひとりになれる」空間、ということもいえるかなと思いま…

安曇野

私の信州の思いの、ポイントとなる場所が安曇野です 東と西の山に抱かれた、広々とした土地扇状地、それも複合扇状地と呼ばれる、アルプスの山々を眺めることができる場所 最初は、うちの奥さんが、学生のとき修学旅行ででかけてその美しさに、忘れられない…

三十六歌仙

藤原兼輔 人の親の心は闇にあらねども子を思う道に迷いぬるかな 親の心は闇というわけでもないのに、他のことは何も見えなくなって子を思う道にただ迷ってしまっております。 藤原高光 かくばかり経がたく見ゆる世の中にうらやましくもすめる月かな これほど…

法然院

茶道をやらない、自分が茶室のことをしゃべるのはどうなのか、とも思いますがいいものを、見た、ということで、それの感想としておきたいです 京都、法然院で茶室で少しぼーっとできる時間を持ちました。もちろん、偶然で拝観したときに建物を見て回れるよう…