宴のうた

ひととき、短歌などに、心を動かしているときが あった 百人一首は、短歌のうちから、選び抜かれて古典としてあるものを 百首読んでいて、これこそ、日本の文化のすばらしさの粋だということを 新聞のコラムで読んだ とても有名な、額田王の あかねさす紫野…

千と千尋の神隠し

手に取った本に 千と千尋の神隠しのことがとりあげられていて これは、ひとりの人間のなかの矛盾、葛藤といったことを ストーリィのなかで、象徴されるキャラクターと見ながら みてみると、楽しめるというところがでてきた 見るからにぐずで、甘ったれで、泣…

大事なものは目にみえない

サンテグジュペリの「星の王子さま」 星の王子さまは、僕にいう 大事なものは目にみえないんだよ 目に見えること、いいかえれば、自分でみたものを 信じるのが人かもしれない 仕事でいえば、直接話を聞いて、現場を知るということが 大切だという 逆説だ 現…

坂本竜馬

今年はNHKの大河ドラマが「龍馬伝」とかいって 本屋にいっても原作をはじめ、龍馬の本が ならんでいて、竜馬ブームの再来という感じが する 坂本竜馬については、私は司馬遼太郎の「竜馬がゆく」で ファンになってる。1月にmixiとかでそのことにふれて あれ…

絵本

昨年、知り合いから柳田邦男の本を紹介されて とても気に入り そのなかで柳田は、絵本というのは子供のための本ではあらず すべての人に、生きる勇気、気持ちをなだめる力、やさしくとけこむ いろんなエネルギーをもったすばらしいメディアだと 説いてる 「…

小説を読むこと

「自己啓発」という言葉からは 本を読むということは大切で、なにか 知識を得るための本だろうという連想がある 一方で、小説は「読み物」ととらえることができて いってみれば、「娯楽」の類となって いわゆる知識を得たりというのとはちがってくる ところ…

伊藤玄二郎

確か22,3年まえ、車のなかで本の朗読がラジオから聴こえた 永井路子の作品の特徴をいっていた そのころから、永井路子は好きだったので 印象に残って、その朗読された本を手に入れた 伊藤玄二郎 「風のかたみ」 ずっとそれいらい、何度となく読み返し 手元…

鉄器

司馬遼太郎が、街道をゆくというエッセイのなかで あくまで、自分の妄想だがと前置きして 日本における、平安時代、鎌倉時代、室町、戦国そして 江戸期という流れのなかで 鉄があって、鉄器が豊富だったこと これに比して、朝鮮半島では、鉄が少なくて 結果…

絵本

柳田邦男という作家が 絵本を大人が読むということを推奨して いろんな、絵本の普及に活動したりしている その柳田氏の知り合いの家で 子育てのひとつとして ノーテレビデー、つまりテレビをつけずに 絵本を毎日読み聞かせしたところ その子供が、情緒豊かに…

絵本

今年は、社員の誕生日に本を渡すことにした 自分が気に入った本 それは、少しでも社員とつながっていたいな 社員と話題にできることをしたいなという思いだ ひとりの社員に絵本を渡した それは、その社員のことを子供っぽいと思っているとか 特別だと思って…

[]歴史2

昨日も歴史小説の話をしました永井路子は大好きな作家そのなかで茜さす(あかねさす)というのがあるこれは歴史小説ではなく登場するのは現代の人物で、現代の物語ただ、主人公が、持統天皇に思いをよせて話が飛鳥時代のことにおよぶそのなかの一節に壬申の…

[]歴史

歴史を勉強するのは楽しい特に小説で読むのはとても楽しい司馬遼太郎 永井路子この二人は、おそらく調査ということをほんとにすごくしていると感じる永井路子は、鎌倉時代の京都の貴族と、在野の武士の関係はたとえてみれば、ヨーロッパの宗主国の領主と植民…

[]apprivoiser

apprivoiser、フランス語これは、NHKの番組で、サンテグジュペリの「星の王子様」を取り上げるなかで着目した言葉なんと16回でてくるそうだアプリヴォアゼ(動物を)飼いならすなじみになる・・・訳するのはそのままのニュアンスを伝えられるわけ…

[]深く向き合うこと

人間の一番の贅沢は・・・?「人と人との関係」御存知、「星の王子様」を書いたサンテグジュペリの言葉このまえ、人生とはいかに味わい深く生きるかということではないかと書いたじゃあ、具体的になにをするか・・・高校時代から仲良くしている人と何度か「…

[]図書館

私が一番利用してるのは横浜市中央図書館1階:子どもの本、文庫本、本屋でいうところの「実用書」的なコーナー、貸出、返却カウンター2階:おそらくオフィス3階:一般調査、横浜市のコーナー4階:自然科学 社会科学5階:人文科学 文芸書となっている図…

[]味わい深いもの

本を読む人と会う仕事をする旅をする目的があるでしょうただ、どの目的もいいかえると味わい深いものをめざすということではないか生きるということ自体が味わい深い人生を送るということにいいかえてもいいかもしれない一期一会に象徴されるように出会いと…

[]カウンセリング入門

河合隼雄先生の著書のタイトルだ上下巻あわせて、なんどか読み返している人を相手に仕事をする例えば、教師医師、企業の管理職親、接客、・・・きっと役に立つ本だと思うもちろん、この本を読んだから「カウンセリング」のことがよくわかるといえるほどカウ…

[]人気作家

瀬尾まいこを読んだ人からすすめられてだった家族を描いていてそれでいてその切り口のするどさ会話の軽妙さ明るいリズムキャラクターの面白さそんななかで、まったくというかどんどんというか飽きさせずに読み進める感じだやはり、これは結構、体験がはいっ…

[]花咲爺

大好きで尊敬する河合隼雄先生の本に民話を解説したものがある花咲爺。だれでもしってる河合先生の着目点は「犬の話を聞く」「状況をうらんだりさからったりせず、次に生かす」という点だ動物の話を聞くのは、子どもやお年寄りの得意技かもしれない動物だけ…

[]小説を読む

本が好きな人にはあたりまえなのかもしれないが小説は、別の人の人生を追体験するということだその時代に、受け入れられたというかはやくいうと「売れてる」、小説というのはその時代の問題とか、社会のゆがみとかすきまとか、もちろん良さもするどい角度で…

[]本でつながる

20代のころに、読書会に参加したふたりのイーダという松谷みよこの作品がとても印象に残ったそしてその続編とか読んでみた遠藤周作が好きだ遠藤周作は、自分のエッセイのなかで人のエッセイを読もうというなら、その人が読んでる本を何冊かいっしょに読みな…

[]読書2

本は心の旅路という伊藤玄二郎の風のかたみというエッセイがある20代の前半に求めていつも部屋においてある何度か読み返していていくつか、人が書いた本のなかみなのにまるで、自分で考えて、信条にしてるというようなこともあるたとえば、酒は自分が自分で…

[]読書

本を読む楽しみは小学生のときから推理小説、歴史小説が入り口だった江戸川乱歩 アルセーヌ・ルパン中学生になって少しいわゆる、文芸にふれるようにもなった本を読む楽しみを知ってもらおうと私から社員へ本を年末に渡すことにしたそういえば、やはり立場と…

[]私の愛用品

地下鉄便利ガイドという本をいつもかばんにいれているたとえば、新橋から、市ヶ谷へいくとき地下鉄三田線で、内幸町→神保町、新宿線に乗り換えて市ヶ谷が最短ルートだがなかなか、わかりにくい私は都内でビジネスをしていて、地下鉄の利用はとても多いのだが…

[]司馬遼太郎

小説では、司馬遼太郎が好きだ「竜馬がいく」は少なくとも4度くらいは読み返している最近のアニメとかテレビとか、本筋とはある意味関係なくキャラクターが売れるという現象をもうずいぶんまえといっても10年くらいかもしれないが聞いた。「竜馬がいく」の魅…